2018/06/12

臨床実践塾のご案内



頭蓋JAAでの下肢の治療 



【日時】2018年6月24日

【会場】 たかつガーデン(大阪府教育会館)

【申込】新城針灸治療院 06-6765-7622(木、金、土の10:00~19:00)


第一部:臨床方法の解説 (13:00~14:30) 参加費:5.000円

 頭蓋JAAで膝痛の治療
 膝痛を脊椎から治す方法
 頭蓋JAAで胸部の治療
 古い腱鞘炎とバネ指は巨鍼療法が早い
 頭蓋JAAで頭痛と頚椎を治す
 頭蓋JAAで足首の違和感を取る

上記臨床以外にもサプライズを計画中です


第二部:頭蓋JAA(頭皮鍼)と検査法 (14:45~17:00)参加費:10.000円

頭蓋JAAの理論による診断法の解説と実技
10月7日8日に、一般社団法人日本中医学会主催で、東京で学会が開催されます。
その学会に招聘されて講演をすることになっているのですが、その中で、昨日このブログに書きました「新しい診断法」も含めようかと考えています。
まだ組み立てている最中ですが、その診断法の源流はは前々からあるものなので、あと1~2週間もあれば、ほぼ完成させることができます。

患者さんは寝ているだけの「診断・治療」で、毎日の臨床でも遠慮なく使えますので、熟練するまでの時間も、そんなにかからないと考えています。
ただ、誰かに教えて、その人が熟練するまでにはちょっと時間がかかるかも知れません。
と言うのは、人それぞれの指先は、敏感な人もいればそうでない人もいますので、「あまり敏感でない人を対象」に考えるからです。
非常に簡単な方法ですが、指先での感触や、患者さんの顔色の変化などを診る必要があるので、多少の経験が必要なのです。
ですから、今回の臨床実践塾では、その診断法を参加者の皆さんにもぜひ覚えてもらいたいと考えています。
この診断法を覚えると、今まで診断で苦労していた人でも、自信を持って診断ができるようになります。

第三部:親睦会 (17:30~19:30)

いわゆる「飲み会」です。(^_^;)
親睦会で得られる情報と人脈は、その後の自分の発展に関係してきますので、時間の許す方は参加してくださいね!
2018/06/11

頭蓋JAA(頭皮鍼)の効果的刺鍼法と検査法 (6月24日臨床実践塾の準備)




指標は腹部を押圧するだけです 



頭蓋JAAで思うところがあり、先日3人のスタッフを交えて実験をしました。
実験では、「再現性を重視した指標」で検査方法を目指しました。
最初は、いつものように経絡筋力テストを使ってやったのですが、筋力テストをやりすぎると筋肉痛を起こす可能性があります。
そこで考えた着いたのが、反射点を使う検査法です。

この検査法を使うと、モデルになる人も術者も疲れが出ません。
そして、モデルにも、術者にも、その変化がわかるのです。

普通、「指標」とされるのは、筋力を使った方法や、可動域制限を使った方法、そして触診等が採用されます。
しかし、この検査法は「腹部押圧での反応」を指標にします。
押圧での反応とは、たとえば「六臓診」のように、押圧や叩打で確認することです。
※ 六臓診とは、腎・膀胱、肺・大腸、心包・三焦、心・小腸、肝・胆、脾・胃の経絡反応点や解剖学的部位を押したり軽く叩いたりして臓腑を診断する方法です。

「それでは六臓診と一緒じゃないか」と思う人もいると思いますが、六臓診は、その経絡や臓腑につながる部位で行うのですが、この診断法は腹部だけで行います。
腹部に出る圧痛や張りなどで診断する方法です。

たとえば、他の診断法で迷いが出るとき、この診断法を使い、頭皮鍼で確認すれば、自信をもって病因となる臓腑を確定することができるのです。
つまり、腹部で診断した臓腑の頭皮反射区に刺鍼して、腹部に変化があるかどうかを診るのです。
そうすることで、手が痛い、足が痛い、背中が痛い等々の症状がある場合、どこの臓腑が関係しているかがわかるわけです。

スタッフと一緒にそのような実験をしたわけですが、この診断法を使えば、診断のできない鍼灸学生でも診断ができるようになりそうです。
そして、その診断に合わせた頭皮鍼を使えば、治療もできるようになります。
つまり、症状と原因臓腑をつないで治療ができるようになるというわけです。

今回の実験では、実験の前に脈診やその他の診断は一切しませんでした。
それは、実験の前にそれらの診断をすると、それらの診断で得た結果が「思い込み」になる可能性があると考えたからです。
ですから、術者も被験者も、どのような結果が出るかはわかりません。
そうすることで、正しい検査結果が得られると考えたわけです。

鍼灸や漢方でよく使う脈診は、術者だけが納得する診断法ですので、患者さんにも納得できる診断法が必要だと考えているわけです。
そういう意味で、私はいつも患者さんも納得できる診断法を探しています。
それが治療で大きな役割を果たすと考えているからです。

それで、3人のスタッフが、代わる代わる被験者になり、実験をしてもらったのですが、かなり納得できる結果が得られました。
この実験方法を使うと、頭蓋JAAだけでなく、多くの頭皮鍼の診断や治療テクニックも進展させることができると考えています。

理由は、手法が簡単だからです。

この実験にはスタッフも納得したようで、仕事が済んで帰るときには、
「きょうは勉強になりました。ありがとうございました」とお礼まで言っていました。

6月24日の臨床実践塾では、この検査方法の使い方と、臨床での使い方を説明して、当日は参加者全員が使えるようにするつもりです。
今まで診断に自信のなかった人はきっと、新しい世界が広がります。
2018/06/10

美顔エステ


修正は一切していません。
撮影環境などでも色が白くなる場合が多いようです



美顔エステもだんだん知られてきました。
昨日来られた方は、
「エステもやっているんですって?」と質問をしてくれました。

すかさず、
「はい、やってますよ」と言ってから、エステの担当者と変わりました。
次回の予約は、エステも予約して帰られました。(^_^;)

もう何人もエステをやってもらっているのですが、ご本人が「顔出しNG」の場合は、ブログには上げません。
でも、私もわからなかったのですが、胸元までハンドトリートメントをすると、ほんとに変わりますよねー。
2018/06/10

足首をグルグル回そうとすると引っ掛かる (6月24日臨床実践塾の準備)




側頭部に鍼を1本刺すだけで瞬時に足首の周りが良くなりました 



「足首をグルグル回そうとすると、引っかかるんです」と言う方がいました。
実際にグルグル回してもらったのですが、なるほど、ぎこちない動きです。
痛みがあるわけではありません。

私は思わず「ニタッ」と笑ってしまいました。
すると、患者さんも「ニタッ」と笑いました。
私が笑ったのは、原因がわかっていたからです。

そして、
「ああ、多分、頭の鍼ですぐ治りますよ」と言い、
写真のように側頭部に1本鍼をしました。
そして、

「はい。グルグル動かしてみて」と言うと、足首をグルグル回して、

「はい。治りました」と言います。

1分もかからない出来事です。

何をしたかと言いますと、七星論での「関節への七星配置」を使ったのです。
「関節への七星配置」というのは、拙著『人体惑星試論奥義書』で発表したものですが、このブログで、何度も書いてきたものです。
関節を宙、水、金、地、火、木、土の七つに分けて配置したものです。

その「関節への七星配置」で診ますと、足関節は「地」になり、「心包・三焦」と関係していると考えます。
そこで、頭蓋JAAでの「臓点地」に1本鍼をしたわけです。

頭蓋JAAを使った主な理由は、

① 少ない治療点で治療できる

② 瞬時に結果を出すことができる

ということになりますが、頭蓋JAAはほんとに便利ですので、最近頻繁に使っています。
ただ、短時間で治療が済んでしまうので、患者さんにしても、治療師にしても「物足りなし」感じがするかも知れません。

患者さんがよく言う言葉を借りると、
「あんなに苦労していたのに、こんな簡単なことなんですか」と言います。

そう言われると辛い!

なので、そのようになった原因臓腑まで治療するわけです。
原因臓腑というのは何かと言いますと、
たとえば、仮に腎臓を患ったことがあるなら、多くの場合は東洋医学でいう「腎」に異変が残っています。
つまり、その「昔の病気」が原因臓腑になり、新たに他の部位に変調をきたしている場合も少なくないというわけです。

ただ、「昔の病気が原因の症状」を見つけるには、それなりの診断技術と治療経験が必要になります。
ですから、「それなら診断技術と治療経験がなくてもできる方法はないものか」と考えるのが人情だと思い、この方の治療後から、「何かないものか」と考えていました。
そして、その翌日だったと思いますが、「新しい診断法」をスタッフと共に実験をしてみました。

上手くいきました。

上手くいきましたが、頭蓋JAAでの鍼の打ち方は変わりました。

スタッフの皆さんも、その実験は気に入ったようで、帰宅する前に、
「きょうはありがとうございました」なんて言っていました。(^_^;)
2018/06/09

頭の前のほうの「空間が痛い」(頭ではない) (6月24日の臨床実践塾の準備)




前頭部の前のほうで痛みがある 



「前頭部の前のほうでモヤモヤしたのがあって痛い」と訴えてきた方がいました。
上の写真のように、頭ではなく、「頭の前の方」だと言います。
脈診では肝の脈が弱かった。

肝の脈が弱いので、頭蓋JAAの「臓点木」に刺鍼してみたのですが、少しの変化しか見られなかった。
上の写真で耳の斜め後ろに刺したところが「臓点木」になるのですが、ここは臓の痛みをとるときによく使うツボです。
この「臓点」というツボは、宙、水、金、地、火、木、土とあり、使い勝手のいいツボです。

話を戻しますと、ほんとーにたまに(2~3年に一人ぐらい)、「頭じゃなくて、頭の前の空間が痛い!」という方がいます。
なので、じっくり調べるつもりで頸椎を診ると、頸椎5番と6番の間でズレが起こっている。
5番が右にズレたような感じです。
つまり、頸椎5番が右側に引っ張られているわけです。

頸椎5番を七星論で診ると「木」、すなわち「肝・胆」になります。
この方は、前から「肝・胆」の症状で時々来られるので、何となくわかったような気がしました。
でも、その症状が「肝胆」からの症状なのか、「頸椎」からの症状なのかははっきりしないので、とりあえず徒手療法で頸椎を調整してみた。
頸椎を調整した後に、

「どうですか? 頭の前の空間の痛みは」と聞くと、

「はい。何となく治まってきた感じがします」と言う。

そうか、というわけで、今度は肝臓を整えるような治療をしてから、

「どうですか、頭の前のモヤモヤは」と聞くと、

「はい。なくなっています」と言う。

とりあえず、症状は消えたし、原因と思われる臓腑の治療もしといたので、きょうはそれぐらいでいいだろうと治療を終了した。
しかし、あの「頸椎の歪み方」は何となく気にかかる。

肝臓からの経筋腱収縮牽引だと、普通は上部胸椎ぐらいの歪みで止まるのですが、頸椎まで歪んでいるのは少ないからです。
考えられないことはないのですが、この症状で頚椎が歪んでいるのは、あまり診たことがない。