2017/08/29

膝痛の急患治療の様子

膝痛
    膝の外側に注射痕の絆創膏が見えます


昨晩、「膝が痛くて歩けないので、早い日にちで予約をお願いします」とメールが入りました。
様子を聞くと、歩くのも大変なようで、職場までご主人が迎えに来てくれて、そのまま病院へ行ったらしいのです。
病院では「関節が狭くなっているのでヒアルロン酸を注射しておきましょう」とヒアルロン酸を注射してもらったそうです。

この方は、痛みに強い方なので、「相当痛いんだな」と思い、
「明日11時に治療院へ行きますので、12時なら治療することもできるのですが…」と返信したら、

即、「行きます」と返信が来ました。

それで、きょうの12時前に来られたのですが、歩くのがやっという感じでした。
問診もそこそこにして、脈を診たら少し脾虚があるぐらいで、特に臓腑の問題はないと診たので、「膝関節を捻ったみたいだな」と思い、先日の臨床実践塾で公開した「カインド調整法」というテクニックで治療した。

治療した、と言っても、仰臥に寝てもらい、足首を捉まえて足底に刺激を与えるだけなので、1分もかからない治療です。
そして、「はい。起きて痛みを確認してみて!」と言うと、起き上がりながら、
「あ、ましです。軽くなっています」と笑顔が見えた。

しかし、きのうからきょうまで痛みがあったのだから、そんなに簡単には治るはずがないので、再び仰臥になってもらい、膝を動かすと、やっぱり痛がっている。
そこで、足関節の動きもチェックしたら、足関節もズレているので、足関節を調整することにしました。
伏臥になってもらい、これも先日の臨床実践塾で公開した「伏臥での足関節調整法」を使って足関節を調整しようとしたら、結構痛がっていました。
そこで、脛腓関節の調整をしながら、膝関節の捻れを治める治療をしました。

関節に痛みがある場合、熱を持っていることが多々あり、そのようなときは、無理に関節を動かすと悪化させてしまう場合があるので、無理をさせずに、優しく治療するために、オステオパシーのテクニックを使って捻れを治めた。

それから、全経絡を整える鍼をしたのですが、膝関節の熱が引かない。
八風を使って熱を治めようかとも考えたのですが、病院で注射もしているし、注射痕の絆創膏もそのままでしたので、八風でその場を治めても、後で発熱する可能性があると考えたので、八風を使うのは止めました。

座位で脊椎診をした時に、本人は痛みもなにもなかったのですが、少し歪みがありましたので、その歪みもついでに取るつもりで、巨鍼を使いました。
すると、ばっちりです。

立って歩いてもらったら、
「はい、はい。大丈夫です。まだ痛みは少し残っていますが、問題ありません。これで大丈夫です」と、勝手に「終りモード」になっていたので、それで治療を終了しました。

カインド調整法も良かったのですが、最後に巨鍼で締めたのがかなり良かったように思われました。
痛みで来る急患の治療は、とにかく痛みを取ってあげなければならないので、患者さんも必死ですが、こちらも必死です。

先日の臨床実践塾の第二部は、明日にでも書いておきます。




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