2017/08/05

筋肉痛を治すのは鍼のほうが早いです

筋肉痛1
 鍼が浅いし、斜めになっているので打ち直させました

筋肉痛2
   こちらは上手く打たれています


昨日、スタッフの女性が、

「先生、筋肉痛も鍼で治るんですか?」と聞いてきた。

「筋肉痛には鍼がものすごくいいですよ。どうしたん?」

「急に運動をさせられて、筋肉痛がひどいんです」

「誰が?」

「私が!」

「そう! 筋肉痛は痛みのある部位に鍼をすると、すぐに良くなりますよ。1番鍼でいいですから、自分でやってみて」

彼女が短パンに着替えてきたので、だいたいの部位を教えて、他のブースで患者さんの治療をした。
それからちょっとして覗いてみると、大腿部に鍼が刺されていた。

「あ、抜くのはちょっと待ってね、ブログに使いたいんだけど、いいかな?」

「はい。どうぞ!」

カシャ

「こんな感じで撮りましたよ」と写真を見せた。


筋肉痛というのは、運動や筋力を使う仕事をすることによって起こる筋肉の痛みのことですが、特に普段筋肉を使ってない人が運動や筋肉を使う仕事などをすると、怒りやすいものです。
しかし、運動をしてなくても、投薬や内臓異変によっても筋肉痛は出てきます。
いわゆる「肩凝り」などがそれに当ります。

肩凝りのことを「筋肉痛」と言う人はいませんが、肩凝りは内蔵異変によって出てくる代表的な「筋肉痛」と言ってもいいと思っています。
理由は、凝っている肩に鍼をすると、その場は治まるからです。
しかし、肩凝りで、凝っているところに鍼をするという方法は、鍼灸学校1年生のすることです。

ですが、運動や仕事で筋肉を使い過ぎて起った筋肉痛には、その方法が非常に役立ちます。
鍼をすることで、その周辺の血液循環が良くなって、運動で起った炎症が治まり、痛みを発する物質(プラジキニン・プロスタグランジン・ヒスタミン・セロトニン等)が排泄されるからではないかと考えています。

上の写真にあるような刺鍼法をするのですが、面白いように痛みが治まりますので、私は昔から筋肉痛の治療には、このような鍼をします。
しかし、肩凝りなどの内臓反射で起った筋肉痛には使いません。
内蔵反射で起った筋肉痛や関節の歪みで起った筋肉痛は、原因を治してあげないとすぐに再発するからです。

と、まあ、薀蓄はそれぐらいですが、筋肉痛を起したスタッフも、自分で鍼をして、
「だいぶ良くなりました。でも前のほうはほとんど良くなったのですが、今度は内側のほうに筋肉痛を感じます」と言うので、

「それなら、内側にも、さっき教えたように筋肉が一番張っていると思われるところを狙って鍼をするといいですよ。ただ、鍼の本数は多くても3本ぐらいまでですよ。多過ぎると“揉み返し”みたいなのが起って、別の痛みが出てきますから」と告げて、またも自分で鍼をしてもらった。
それが下の写真です。

その鍼も済んでから聞いてみました。
「どれぐらい良くなった?」

「う~ん。6~7割ぐらいは良くなりました。でも歩いても痛みが出ないようになりましたので助かりました。さっきまでは、歩くだけで痛くて、歩き難かったのです」

「うん、じゃそれでいいです。後は勝手に治ってくるから」と治療を終わらせた。




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