2017/08/04

へバーデン結節は、初期なら治しやすい病気です

へバーデン結節
   へバーデン結節になった指


へバーデン結節とは、遠位指節関節(DIP関節)に出てくる変形性関節症のことで、関節の軟骨部が腫れてきて、指が動かしにくくなる病気です。
発症するときは痛みを伴いますが、固まってしまうと痛みは殆どないようです。
中年の女性に多く発症しますが、補正特有の病気ではなく男性にも発症します。
現代医学では「原因不明」とされていますが、東洋医学的な診方をすると、ちゃんと原因はあります。

昨日、
「腰が痛い。指先が痛い。お腹が時々痛くなる」と訴えて来た方がいまして、腰は右が痛くなったり左が痛くなったりするそうです。
そして、指は少し曲げると痛いと言います。

指を見ると、DIP関節が腫れていました。
へバーデン結節です。
この指を見たとたん、思わず言ってしまいました。

「写真撮らせてもらってもいいですか。ブログに使いたいのです。何年もこのような発症して間もない方が来てないので、ほんとに久しぶりです。写真、いいですか。顔は写りませんので…。指だけですので、いいですかね?」

間髪入れずにお願いした。(笑)
多分、「ダメ」と断れる雰囲気でもなかったと思いますが、スムーズに許可がもらえました。

そこで治療です。
治療と言っても「診断・治療」ですので、腰痛やへバーデンや腹痛の原因から放さなければなりません。

そこで、
「この腰痛も、この指の痛みも、お腹が痛むのも、原因は一緒なんですよ。たとえば、腰痛ですが、右に行ったり左に行ったりというよりは、真ん中なんです。つまりですね、背骨の中心になるところに原因があるわけです。そこは鍼灸で言う“督脈”という経絡が流れているところで、その督脈と言うのは“脾臓・膵臓”と深い関係にあり、脾臓・膵臓がおかしくなると督脈にも症状が出て来るのです。そして、その指の関節も脾経と関係していて、お腹が痛むのも脾臓・膵臓からの症状として捉えるのです」

機関銃を打つように説明したので、あまり理解できてないようでしたが、ゆっくり説明していると時間がないので、痛みが治れば理解してくれるだろうとか、後で時間があれば説明することにしようとかと考えながら、とりあえず治療にかかった。

治療ベッドに腰掛けてもらったまま、歪みの検査などをしてから仰臥になってもらい、
「足に1本鍼をしますねー」と鍼をした。

「どうですか、指の痛みは取れましたか?」と聞いたら、キョトンとした顔をしながら指を曲げ伸ばしして、

「あ、はい。痛くないようです」と答えてくれた。

何をしたかと言うと、脾経に鍼を1本刺したのです。
何故なら、七星論で診ると、遠位指節関節というのは、「土=脾・胃」になるからで、最初にこの治療法を発見した時は、何日も興奮が収まらなかったことを思い出します。
※へバーデン結節は 『人体惑星試論奥義書』のp439 にも書いてあります。

そして、「へバーデン結節の治し方」を鍼灸関係でだがしてみたのですが、探すことはできませんでした。
「やったー!!!」と思いましたねー。
新しい治療法をクリエイトしたと思ったからです。

それから、全身と脾経を整える鍼をして治療は終わったのですが、置鍼しているときに時間があったものですから、ちょっとゆっくり、腰痛、へバーデン結節、お腹の不調に関して説明をしましたら、何か思い当たることがあったようで、かなり納得した様子でした。

もちろん、腰痛もその場で治りました。
方法は巨鍼を使ったのですが、このような場合は、督脈に巨鍼を通せば、それだけで治るのです。
そして、督脈が整うと腹部の問題も自然に治まります。
と言っても、この場合の腹痛のことで、どんな腹痛にも督脈で治るわけではありません。



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