2017/07/17

五十肩にも一穴整体鍼とコラボ鍼は著効を表す (7/23臨床実践塾予告)


五十肩1

これだけしか挙がりません

五十肩2

嬉しい、挙がりますね、痛くないです


嘘のようなほんとの話です。
大学生にも見える30代の方ですが、左腕が挙がらないのです。
どれぐらい挙がらないかを聞いたら、上の写真のように手を広げて、
「これだけしか挙がりません」と言う。
失礼とは思いましたが、思わず笑ってしまった。

そして、笑いながら、
「いや、思いっきり挙げてみて!」と言ったら、振り返って、
「これだけしか挙がらないんです」と言うので、またも笑ってしまった。

そして、
「なかなか少ない症例になりそうなので、写真を撮らせてくれませんか」とお願いして、写真を撮りながら治療する事になりました。

昔は、「四十腕、五十肩」と言い、四十歳代に発症するのを四十腕、五十代に発症するのを五十肩と言っていましたが、最近はどちらも「四十肩、五十肩」と呼んでいるようで、四十と五十の区切りがなくなったようです。
ですから、四十代でも「五十肩」と言われるわけです。
四十代の方には、ちょっとかわいそうです。(⌒_⌒)

五十肩とは、正式名称を「肩関節周囲炎」と言いますので、肩関節の周囲に炎症が起こっていることがわかります。
この病名は「結果論」から付けられた病名のようで、病名だけ見ると、「冷せば治るんじゃないの」と考えてしまいそうです。

五十肩について、久しぶりにネットで検索してみましたら、現代医学系列のサイトでは、笑えるモノや腹立つモノがありました。
それらのサイトに書かれた内容だと、正直言って「治せないだろう」と考えてしまいました。

何故なら、原因の捉え方が、「偏った食事」を除いて、
① 仕事
② スポーツ
③ 年齢
④ 猫背
⑤ 睡眠
等々が書かれていたからです。

これだと、患者さんに向かって「あなたの五十肩は治せません」と言っているのと一緒です。
たとえば、仕事が原因となると、仕事を休むか辞めることになります。
しかし、仕事を休んだり辞めたりしたから治るものではありません。
ですよね!

次にスポーツ。
五十肩は、現代医学的には、肩の関節や筋肉、あるいは肩周辺組織が固くなったり縮むなどの変化が起こることで、炎症や痛みを引き起こすと考えられているようなので、スポーツをしている人が「肩周辺組織が固くなったり縮むなど」というのはおかしい話です。

年齢については、「なめるんじゃない!」と言いたくなります。
四十代でもなる病気で「年齢」なんて言われたら、怒る人が多いはずです。
つい先日、ある20代のアスリートが、「五十肩ですか?」と、私を笑わせたので、このブログにも載せたことがあります。

その次の「猫背」については、視点を変えると納得できる部分もありますが、単に「猫背」だけだと、原因とは言えないはずで、猫背の人に不安を与えるだけです。

次の「睡眠」については、全くの的外れと考えています。
と言うのは、
「寝れば治るのか?」と質問すると、絶対に
「はい。治ります」とは言えないはずだからです。
寝て治るものなら、誰も苦労しないし、こんなに多くの人が五十肩になるわけはなく、短眠の人がそんな病気になるはずがないからです。
基本的に、短眠の人は血液の汚れが少ない人だからです。

さて、そんなボヤキを聞いてもしょうがないと思いますので、治療法を書いておきます。
① 肩関節と近い関節の調整をする
② 一穴整体鍼で全体の筋肉や関節を調整する
(一か所のツボ、1本の鍼を使うだけです)
③ コラボ鍼で仕上げをする

これだけで、痛みは楽になり、肩関節の可動域は広がりますが、大円筋が硬くなっていますので、患者さん自身で、大円筋を解すように指導します。
そして、最も大切なのは、「砂糖の入った飲食物を避ける」ことです。
「砂糖の入った飲食物を避ける」と言うと、嫌われてしまいますが、治すのが目的ですので、「炎症」を起しやすい砂糖を食べないように指導しないと、長引かせてしまいます。
1年、3年、5年と引きずっている患者さんは、この指導を受けてないか、指導を無視した人です。

大円筋2
大円筋のイラスト

大円筋の解し方は、反対側の手指で、大円筋を挟み、10~20秒ぐらいしてから放す。
再び大円筋を挟み、10~20秒ぐらいしてから放す、と言うのを繰り返します。
一日何回でもいいです。
ただ、チョンチョンと挟むのではなく、血管を圧迫するように、軽い力でいいですからグーッと挟んで、放すのがコツです。




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