2017/07/09

コラボ鍼はもっとおもしろい (7/23・8/27の臨床実践塾ご紹介)

整体鍼・水野1

ビフォー

整体鍼・水野2

アフター

整体鍼・水野3

これは説明写真用に刺した鍼で、実際にはパターンがいくつもあります



主訴と同時に「肩が凝る」と訴えてくる方は多いのですが、この方も肩が凝っていました。
そこで、
「おもしろい治療法を考えたので、ちょっと協力をお願いしてもいいですか?」と聞いたところ、
「はい。何をするんですか?」と聞いてきました。

そこで、
「いやね、皮を引っ掛けるだけの鍼をするのですが、関節の可動域がかなり良くなるのです。皮に引っ掛けるだけですので、痛くも何ともないです。きっと笑ってしまいますよ」
と説明してから、ビフォーの写真を撮らせてもらい、コラボ鍼をしてから、アフターの写真を撮らせてもらったのですが、案の定、何度も腕を後に回しながら、笑いが止まらない様子でした。

だって、「鍼」と言っても、写真で見てもわかるように、皮だけに刺す鍼なので、皮膚に貼りつけたようにも見える鍼なのです。
鍼をしたことのある方にはわかると思いますが、普通は皮膚に垂直か斜めに刺すのに、この鍼は、ほんとに皮をひっかけただけですので、全く痛みを感じないのです。
ですから、この方も、鍼をするのを見ながら、「へー!」と小さな声を出していました。

そばで見ていた女性スタッフも、「うふふふ」と笑っていました。
もちろん私も笑っていました。
他のスタッフは、他のブース何かしていたので、こちらには来ませんでしたが多分、患者さんや我々が笑っているのを聞いて、一緒に笑っていたと思います。

この方の主訴は、「肩が凝る」ということでした。
(当院に、肩が凝るというだけで来院する方はほとんどいない)
肩凝りと同時に出て来る症状は、肩甲骨内側の痛みや凝りですが、この方も肩甲骨内側の凝りを訴えていました。

そして、上の写真のようなコラボ鍼をしたら、一挙解決したのです。
肩凝り以外には、これという症状がなかったので、これで主訴は解決したわけです。
ですから、(そんなことはしませんが)これだけで終わってもいいわけです。
しかし、たった2~3分の治療で納得する人はいないし、こちらの責任として、「肩凝りの原因」まで治療する必要があります。

ですから、肩凝りの原因となっている心包の治療と、心包が原因となる肝臓の治療を加え、全体的なバランス調整をして、最近の気候と心包の関係を説明して、この方の肩凝りの予防法を説明して治療を終りました。

前回の臨床実践塾で公開した「一穴整体鍼」の威力もすごかったのですが、このコラボ鍼の威力も素晴らしいものです。
そして、このコラボ鍼の特徴は、症状のある側に鍼をして、左右反対の筋肉を反射として使って治療することです。

つまり、上の写真で説明すると、(仮に)左の肩が痛いなら、左肩に痛みと関係のある経絡や筋肉を考えて、左側にコラボ鍼をします。
それだけではほとんど変化は出ませんので、今度は右側の関係のある経絡や筋肉に、圧をかけたり、押したり引いたり、筋緊張を与えたりさせます。

患者さんとしては、全く痛みのない部位への刺激ですので、遊んでいる感じで治療が進むので、
「はい。症状のあったところを確認してみてください」と言われても、何を言っているのかわからないようで、
「はい。先ほど痛いと言っていた格好をしてみてください」と言われて、初めて主訴の確認してくれます。

でも、患者さんの中には、そのように言われて、最初に痛みのあった格好をして、痛みが消えている事に気付かず、
「これでいいですか?」と聞く人がいます。(笑)

そこで、
「そうです。痛みは消えていますかね?」と聞くのですが、その時初めて、症状の消えていることに気付くようです。

ただ、これを解説するのに、健側を動かして、刺激を入れるためのパターンがいくつかあるので、1回の講習では時間が足りません。
ですから、臨床実践塾は今月と来月の2回に分けて講習を行ないます。



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