2017/06/28

仙腸関節や肩関節の治し方 ≪一穴整体鍼の講習≫ 

大胸筋200 大円筋
          大胸筋と大円筋の位置


一穴整体鍼は、一穴で全身の筋肉や関節を整える方法ですが、それは一般的な整体レベルまでは整えられると考えているのです。
一穴整体鍼は、ほんとに一穴で全身の歪みが取れてくるのですが、発症してから時間の経っているものや、内臓からの影響が強い場合は、その限りではありません。
そのため、一穴整体鍼で取れてない所は、取れてないところの矯正をするのです。

先日の実技講習では、肩関節、仙腸関節、足関節などの矯正方法を解説しました。
たとえば、先日治療に来た方は、1週間ほど前から大転子当たりが痛く、歩くときも「痛いので、歩き辛い」と訴えてきました。
それで一穴整体鍼を使ったのですが、軽くはなっても痛みは残っている様子でした。
そこで、股関節を矯正して痛みを取ったのですが、この方は、骨盤がかなり捻れていました。

臨床では、このようなパターンが多々あるので、各部の矯正方法も知っていなければならないので、そのような矯正方法も解説したわけです。

まず、治療院へ来る患者さんに、腰痛の方が多いのではないかと思いますが、珍談と治療法もいろいろありますので、今回は「仙腸関節の簡単調整法」というのをやりました。
どんな方法かと言うと、うつ伏せになってもらい、仙腸関節部を押圧しながら揺すっていく方法です。

つまり、仙腸関節に歪みが出ていたら、関節部に圧をかけて矯正する方向の応用ですが、これは仙腸関節を矯正する角度にして、「揺する」という変化を与えることで、仙腸関節が自動的に矯正されるようにするわけです。
これは非常に簡単な方法ですが、それなりに効果があります。

次に、肩関節の調整で、肩関節に異常が出るときは、筋膜の捻れもあるのですが、筋膜の捻れを取っただけでは治りにくい場合があります。
その時は、肩関節に関係する筋肉を調整するのです。

今回は、大円筋と大胸筋の調整方法を実技でやってもらいましたが、ちょうど肩に痛みのある方がいましたので、その方にモデルになってもらい、手法を説明しましたら、「あ、楽になった」と言っておりました。
五十肩の徴候が出ていましたので、完全には取れませんでしたが、前にも五十肩の治し方を講習したことがありましたので、その方は多分自宅でそれをやってくれていると思います。

その方法は、痛みのある反対側の手で、大円筋を掴み、グーッと圧をかけて、5~10秒ぐらいで放し、再びグーッと摘まんで圧をかけるという方法です。
この方法は、当院で長年指導している方法で、かなり確率のいい方法です。
ただし、ポイントがあります。

「グーッと圧をかけて放す」ということですが、多くの方は、チョンチョンと摘まんでしまいますので、その効果は期待できません。
理由は、グーッと摘まんで圧をかけるというのは、血管を圧迫して血流を止め、その後手を放すことで「ドン」と血液が流れ、筋肉が解れるというのが、この治療法の原理になるからです。

その方法を応用したのが今回のテクニックで、患者さんの痛みのある側を上にして横臥になってもらい、大円筋を片手の指で押圧して、そのまま腕を上に挙げたり、回転させたりするわけです。
つまり、 『人体惑星試論奥義書』 にある七星鍼法の 「筋腱鍼の原理」 になるわけです。

大胸筋の治療法も原理は同じで、天井に伸ばした腕を後に引いていくと、肩関節の近くで大胸筋が掴めますので、そのまま大胸筋を掴んで(指で挟んで)、腕を後に倒したり戻したりします。
すると、大胸筋の血流がよくなりますので、大胸筋が柔らかくなり、肩関節への負担が軽くなって肩関節の可動域が広がってくるわけです。

そして、足関節の矯正ですが、関節の動きは、前後(もしくは上下)、左右へのスライドと、左右への捻転が基本になりますので、その動きを再現させると、ひっかかりがわかりますので、それを調整していくわけです。

具体的には、距腿関節、距骨下関節の調整になるのですが、アキレス腱とも関係してきます。
文章でこれを説明すると、勘違いして失敗させる可能性がありますので、後日に検討してから折を見て説明することにします。




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