2017/06/08

内反ぎみなガニ股の治し方 (6月25日の臨床実践塾)


屈の外側がかなり擦り減っています
ガニ股の証拠になります (^_^;)



写真は私の靴ですが、外側がかなり擦り減っています。
そうです。
私はガニ股(O脚:内反膝)だったのです。(笑)
街中を歩いていると、靴の外側が擦り減った人は多いですよね。

鍼で足関節の矯正を行なう方法を考えて、それを試してみました。
それから、所用で外へ出て歩いたら、どうも靴の内側が高く感じるのです。
つまり、今までは普通に歩いていたのに、足関節を調整したら、内側が高く感じられたわけです。

O脚(内反膝)のことを「内反足」と言っている方がいますが、内反膝と内反足とは違いますので、内反足の定理を書いておきます。

世界大百科事典 第2版の解説には、以下のように書かれています。
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ないはんそく【内反足 club foot】とは、
足が内反・内転・尖足位の形をとる変形を総称し,先天性のものと後天性のものとがある。
先天性内反足は,足の先天奇形のなかで最も多く,代表的な奇形であり,約1000人に1人の率で発生し,男子は女子の2倍多く,多因子遺伝によるとされている。
足根骨の配列が変わって脱臼したようになり,靱帯(じんたい)や腱も短縮している。
治療は生後できるだけ早期から開始する必要がある。
矯正マッサージ,矯正ギプス包帯,いろいろな形の装具,矯正靴などで治療されるが,変形の強いものでは硬く短縮した軟部組織を切離する手術も行われ,また成人になるまで残った変形には骨手術も行われる。
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つまり、0.1%の人が内反足で悩んでいると言えるわけです。
しかし、内反足とまではいかなくても、ガニ股で悩む人(特に女性)は多いのではないかと思いますので、治療法を真剣に考える事にしました。

ガニ股になるのは、膝が曲がって見えるのですが、足関節から歪みがあり、足関節を治さないとO脚の矯正は難しいと考えてください。
ですから、足関節を整えながら、足関節に経筋腱収縮牽引を引き起こした筋肉や腱を整えれば、それは矯正されるはずです。
「はずです」と言うより、外反足の治療を頼まれた時に既に考えてあります。

ただ、経筋腱収縮牽引を起す筋肉や腱は、骨盤と連動しているので、矯正はそこから行なわないと上手くいかない。
もっとはっきり言うと、骨盤、仙腸関節、股関節を整えるのが基本になり、それらと繋がって、足関節を歪めてしまう筋肉や腱を調整する必要があるわけです。

たまたま足関節矯正を考えていたのですが、思わぬことを発見することになりました。
鍼灸での矯正ですので、膝や腰まで矯正されます。
他にも実験したいのがあるので、同時進行で実験を行なっていこうと思います。

診断法は考えてありますので、後は我々で実験を繰り返して、成功すれば(多分成功です)、患者さんの足も矯正させてもらうおうと考えています。

鍼灸師の皆さんは、6月7日に書いた
『顔の歪みの治し方。顔・頚椎・上肢の関係。 七星論での原理の使い方』を参考にしてください。
そこに、「経筋腱収縮牽引の原理」というのがあります。
そして、治療は七星鍼法の「筋腱鍼」というテクニックを使います。

ほんとは、ここに書きたいのですが、刺鍼の前の「触診」をするときに、実技でないと説明できない事がありますので、今度の臨床実践塾で説明したいと思います。
こういう細かいテクニックというのは、あまり使わないのですが、このテクニックは、足関節、膝関節、股関節、腰椎なども整えますので、今回は細かいテクニックも使うことにしました。
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