スタッフ講習:「七星鍼法の基本実技」DVDを編集した(連載1)
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肺経に寫法をしての実験
治療院が西中島にあった時ですが、その頃はスタッフが5、6人いました。
となると、基本的な実技を教えておかないとバラバラになる可能性があるので、「スタッフ講習」として、基本実技を教えていました。
① 七星鍼法では何を重視しているのか
② 何のために七星鍼法を開発したのか
③ それはどのように役に立つのか
④ 具体的にはどうするのか
などなど、いろいろな思いがあって講習を始めたのですが、今考えると、その頃のスタッフは幸せだったかも知れない。
そのような特別講義というのをやるのは初めてだったからです。
そのビデオを視聴したら、非常にわかりやすいし、そのビデオだけでかなりの治療ができることもわかったのです。
ですから、そのビデオを変種し直してみたのですが、やっぱり面白いので、きょうビデオ会社の方と相談して販売を考えてみるつもりです。
まず、鍼灸の特権である「補瀉」についてですが、補瀉のテクニックは、「テクニック」という単語に引かされるのか、やたら「捻鍼法」や「雀啄法」のテクニックにこだわっている人が多いように思います。
私もそうでした。
しかし、それよりも、もっと大切なことがあるのです。
いや、むしろ、捻鍼法や雀啄法よりも、こちらのほうが重要なのです。
理由は、鍼灸テクニックは「見せるものではなく治療効果を出す」ことにあるからです。
つまり、鍼灸治療の治療効果を高くするために、補瀉のテクニックを理解させたかったのです。
それは、言葉で説明するのではなく、実技をして、見てもらって、画像で覚えてもらうという方法を採用しています。
そして、その方法を使って頂ければ、誰がやっても同じ結果が出るようになっています。
わかりやすく言いますと、このテクニックを使うだけで、マジックのような治療ができるのです。
もちろん、患者さんにマジックのようなテクニックを見てもらうためではありませんので、如何に応用するかです。
その応用の仕方も説明してありますが、「補瀉法」は鍼灸の特権でもありますので、仮に全ての鍼灸師が「補瀉法」を使い熟すことができれば、もっと病で悩む人を救うことができるはずです。
そこに私の願いを込めて、この実験法や治療法を考えてきたので、それを理解してくれた鍼灸教師の先生方は、学校でもそれを使ってくれているようです。
鍼灸学校の授業でそれを使うと、生徒は授業に退屈しません。
「えっ?」
「あれっ?」
「いやだー!」
などと言いながら、楽しく授業を受けてくれます。
楽しく授業を受けるということは、それだけ頭に入るということです。
眠ってしまう授業は頭に入りません。(^_^;)
この「特別講義:七星鍼法の基本実技」だけでも内容がたくさんありますので、短い文章で紹介できるものではありません。
ですから、このビデオの内容紹介は「連載」で書いていこうと考えています。

肺経に寫法をしての実験
治療院が西中島にあった時ですが、その頃はスタッフが5、6人いました。
となると、基本的な実技を教えておかないとバラバラになる可能性があるので、「スタッフ講習」として、基本実技を教えていました。
① 七星鍼法では何を重視しているのか
② 何のために七星鍼法を開発したのか
③ それはどのように役に立つのか
④ 具体的にはどうするのか
などなど、いろいろな思いがあって講習を始めたのですが、今考えると、その頃のスタッフは幸せだったかも知れない。
そのような特別講義というのをやるのは初めてだったからです。
そのビデオを視聴したら、非常にわかりやすいし、そのビデオだけでかなりの治療ができることもわかったのです。
ですから、そのビデオを変種し直してみたのですが、やっぱり面白いので、きょうビデオ会社の方と相談して販売を考えてみるつもりです。
まず、鍼灸の特権である「補瀉」についてですが、補瀉のテクニックは、「テクニック」という単語に引かされるのか、やたら「捻鍼法」や「雀啄法」のテクニックにこだわっている人が多いように思います。
私もそうでした。
しかし、それよりも、もっと大切なことがあるのです。
いや、むしろ、捻鍼法や雀啄法よりも、こちらのほうが重要なのです。
理由は、鍼灸テクニックは「見せるものではなく治療効果を出す」ことにあるからです。
つまり、鍼灸治療の治療効果を高くするために、補瀉のテクニックを理解させたかったのです。
それは、言葉で説明するのではなく、実技をして、見てもらって、画像で覚えてもらうという方法を採用しています。
そして、その方法を使って頂ければ、誰がやっても同じ結果が出るようになっています。
わかりやすく言いますと、このテクニックを使うだけで、マジックのような治療ができるのです。
もちろん、患者さんにマジックのようなテクニックを見てもらうためではありませんので、如何に応用するかです。
その応用の仕方も説明してありますが、「補瀉法」は鍼灸の特権でもありますので、仮に全ての鍼灸師が「補瀉法」を使い熟すことができれば、もっと病で悩む人を救うことができるはずです。
そこに私の願いを込めて、この実験法や治療法を考えてきたので、それを理解してくれた鍼灸教師の先生方は、学校でもそれを使ってくれているようです。
鍼灸学校の授業でそれを使うと、生徒は授業に退屈しません。
「えっ?」
「あれっ?」
「いやだー!」
などと言いながら、楽しく授業を受けてくれます。
楽しく授業を受けるということは、それだけ頭に入るということです。
眠ってしまう授業は頭に入りません。(^_^;)
この「特別講義:七星鍼法の基本実技」だけでも内容がたくさんありますので、短い文章で紹介できるものではありません。
ですから、このビデオの内容紹介は「連載」で書いていこうと考えています。
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