2018/02/23

頭痛と二陰交 (2月25日(日)の臨床実践塾)


熱さまシート



二陰交の部位



「あはは、どしたん?」

「頭が痛いんです」

「あそう。ま、とりあえず準備してくれますか。あ、そうや、その熱さまシートを貼っているのを写真に撮らせてくれませんか?」

「はい。いいですよ」

昨日来られた方ですが、この方はいつもおしゃれにしている方なのに、子どもみたいに「熱さまシート」を貼ったまま入ってきたので、思わず笑ってしまったのです。

「額の右上が痛い」というので、
「肝虚かな?」と思いながら、脈を診ると「脾虚」が出ている。
となると、七星論でのエネルギーの流れが、宙→水→金→地→火→木→土となるので、肝を補せばいいことになる。

さて、ここで五行論を信奉している方々から、次のような意見が出てきそうです。
「五行の相生相克では、木剋土となるので、肝を補すというのは、さらに脾を虚させることになるのではないか」と。

ところが、七星論でのエネルギーの流れは、先ほども書きましたように、木から土に流れているので、脾虚の場合は肝を補すほうがいいのです。
つまり、五行論では「相克」の関係でも七星論では「相生」の関係になるわけです。

こういうところは、五行論と七星論が大きく違うところで、私はこのような関係を何度も何度も、鍼灸学校での講義や、臨床実践塾で実験して見せてきました。
五行論と七星論の「相生相克関係」を机上の論ではなく、「実技で証明」したかったからです。
そして 今度の臨床実践塾 でも、それと似た実験をするつもりです。

さて、話を元に戻しますと、
頭の痛みも頭部七星で診ると、ちょうど「肝」の角度になるので、その部に頭皮鍼をすれば治るのですが、それでは根本的な治療にはならないので、経絡を使うことにしました。

使った経穴は、左の「二陰交」です。
何故かというと、二陰交は肝経と脾経が交差するところで、肝と脾を同時に整えることができるからです。

こういうのはおもしろいし、スタッフの勉強にもなるので、スタッフにも見てもらいました。

「はい。こちらに鍼を軽く1本刺しますねー」なんて言いながら、二陰交に刺鍼して、軽く捻鍼を加えてから、

「どうですか? 頭痛取れましたー?」と聞くと、

「はい。取れました」と言う。

七星論を知らない人がこの文章を読むと、「インチキじゃないの?」と思うかもしれませんが、インチキをブログに書くと信用がなくなるので、そんなことはしません。
七星論を知れば、このようなことができるということを知ってほしいのです。

頭痛の治療法はいろいろありますが、七星論を使うと、さらにいろいろな治療法を組み立てることもできるというわけです。



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