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2018/01/27

両肩の前が痛い!  頭皮鍼の効果はすごい  (1月28日の臨床実践塾)



黄色く塗った辺りが痛い!



「先生、肩の前が痛いんです。両方の肩です。最初は左だけだったのですが、右まで痛くなって、両手を広げることができないんです。なんででしょうねー」と聞いて来た患者さんがいました。

最近寒さのせいか、「夜中に胸がトクトクと鳴って、目が冴えて眠れない時がありました」とか、「胸が締め付けられるように苦しいので、病院へ行ったら“心臓はなんともない”と言われたんです」と、訴える方が4~5人いました。
多分、温暖の差が激しいので、心臓の弱い人は、心臓からの症状が出てくるのだと思います。

そして、この両肩が痛いという方の脈を診ましたら、心包虚が診られたので、

「心臓の筋肉がおかしいようですよ」と言うと、

「いいえ、心臓はなんともないですよ」と言うので、

「心臓がちょっとおかしいからといって、心臓の症状が出るわけではないですよ。ちょっと頭を触らせてくれませんか」と頭にある「臓点・地」を爪で触ったら、

「痛っ!」と言いながら、頭を逃がしていました。

「ここは、心臓に関係するところなんです。もうちょっと爪で押してみますね。それで多分肩の痛みが楽になりますので……」と言うと、私の目を見つめながら、首を縦に振り、
「うん、うん」と頷いていました。

そして、爪で「臓点・地」の部分を押してから、肩の様子をみてもらったら、左手を右の肩に持ってきたり、左腕を後ろに回したりして、「あれ?」という顔をしていました。
そして、
「軽くなったみたいですね」と言う。

そこで、両方の「臓点・地」に鍼をさせてほしいと頼んでみました。
もちろんOKでしたが、実はこの方、かなりの怖がりなんです。(^_^;)

それでも、そこに鍼をするのが早いと思ったので、そのまま上向きに寝てもらい、「臓点・地」に軽く鍼をしました。
ほんとに軽く刺しただけです。
両方の側頭部に1本ずつで、深さは5㎜程度です。

そして、寝ててもわかるだろうと思い、
「はい。肩を動かしてみてください」と言うと、肩を動かしながら、私の顔を見て、
「あれ? 痛くないですね。ええー? 起きていいですか?」と起き上がって肩を前後左右に動かしていました。

そして、「痛くないわ。痛くなくなったわ、嬉しい!」と叫んでから、

「頭に問題があったのですか?」と聞いてくるので、「プッ!」と笑ってしまった。

最初から心包(心臓)の問題と言っているのに、頭に鍼をしたものだから、頭に問題があったと考えたようです。

良かったですね、頭じゃなくて! (^―^ )クスッ

しかし、このように心包の関係で両肩が痛いと言う人も少ないし、あんな軽い鍼で即座に、ほぼ完璧に痛みが消えるなんて、私もビックリでした。(◎○◎)

頭皮鍼の威力は凄いものです!


それで治療を終了してもいいかも知れませんが、たった4~5分で治療を終えると、きっと患者さんの記憶に、「高額やなー」と刻まれるやろーし、再発の可能性も高くなるので、全経絡を整えてから終了しました。



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