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2018/01/07

不正出血:「1年も続いた出血が1回の鍼でとれるなんて考えられません」


子宮



不正出血は、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮ガン、ホルモン異常、ポリープ、その他多くの婦人科の問題と共に多発する症状です。
ここ1ヶ月の間にも、不正出血を訴える方が2人いましたが、お二人とも不正出血は止まりました。
流れを理解してもらううために、カルテに書き込んだ問診内容を転載しておきます。

Aさん:12月22日に来院。(前から来ている患者さん)
【子宮の検査を受けてから下腹部の痛みと出血が少しある。便秘ぎみ。左右の仙腸関節が痛む。痛み止めのロキソニンを使う。飲んだり飲まなかったりぢている。本日朝1錠飲んだ】

1月6日
【子宮からの出血は前回の治療後に止まり、お腹の痛みもとれた。1年も続いた出血が1回の鍼で取れるなんて考えられません】

この方は、不正出血でずっと悩んでいたようですが、当院へ別の症状で治療に来ても、不正出血のことはあまり言わなかったのです。
それで12月に来た時に、下腹部の痛みを出血のことがかなり気になっている様子でしたので、「止血」の治療をしたわけです。

それで、不正出血が止まったものですから、「信じられない。何で出血が止まるんですか? おかしいですよね、1回の鍼で1年も続いた出血が止まるなんて」と何度も言っていました。
元々が現代医学寄りの考え方をする人で、症状が取れても、その場で何度も確認して、自分が納得するまで質問をする人ですので信じられないのは仕方がないのですが、出血が止まったことには感激していたようです。


Bさん:12月1日に来院。
【11/25から不正出血が続いて、婦人科で「左の卵巣に水が溜まってような感じで、少し腫れている」と言われた。左の目の裏に痛みがある。1ヶ月ほど前から睡眠があまりとれてない。寝ても1~2時間くらいですぐに起きてしまう。ここ最近で3㎏強痩せてきた。左の内果の尖辺りに痛みがある】

12月9日
【前回の不正出血は、治療後4日目には止まったのですが、5日目の夜からまた出血してきた。生理かとぽもったが、やけに終わるのが早かった。前回までの出血は赤いサラサラした血で、今回は赤くどろっとした血だった。前回きっちり生理がきたのは4月24日だった。出血がある前は腹部に痛みがあったが、今はない】

この方の問診票を見て、一番気になったところは、「最近3㎏強痩せてきた」というところで、そんなことを聞くといい想像はできません。
そんなとき私は、FAT診という方法で診断をするのですが、やはり陽性反応が出たので、多少痛いのですが、手のひらから骨に当るまでの鍼と、足に鍼をしました。


不正出血はよくある症状で、鍼灸治療をすると比較的短期間に止まる場合が多いものです。
不正出血を止めるには、基本的には手のツボと足のツボを使います。
最近では頭のツボもよく使うのですが、頭のツボを使うほうが早く止めることができるような気がします。

その時に、子宮からの出血なら肝臓を中心に、卵巣や粘膜などの問題なら腎臓を中心に治療します。
これは鍼灸師なら覚えていたほうがいいので、1月の臨床実践塾で解説と実技を行いたいと思います。



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