2018/01/05

耳鳴り・低音性難聴・耳閉感


難聴や耳鳴りの治療点



年末の診療は12月23日で終わったのですが、25日に1本の電話が入りました。
2~3年来られてない方なので、どうしたのかと尋ねてみると、「聞こえないんです」と言う。
かなり困っていると思ったので、26日に来てもらう事にしました。
以下はカルテから書き写したものです。

12月26日:
耳閉感と低音性難聴(水の流れる音やドラムの音が聞き取りにくい)
12月初旬に口唇ヘルペスが出てしんどかった。
12月18日から聞こえが悪く寝づらかった。みぞ落ち辺りが付き上げるるようにしんどかった。心臓をギューッと掴まれるような感じもある。
聞こえにくいせいかも知れないが、返事に時間がかかる(5~6秒)。
10月ごろから食欲が落ちて、12月初旬までに5キロも体重が減った。
今年3月に仕事を辞めた。

そして1月4日にも来られたのですが、その様子もカルテから書き移しておきます。

1月4日:
治療後は2日ほどとても調子が良かった。
聴力検査の結果は80%ほどまで回復していて、薬も減った。
「耳閉感」は年末少しバタバタしたためか、また少し難聴と耳鳴りが少し出てきた。
正月は少し食生活が乱れたせいかしんどい。
目が少し見えにくい感じがしてぼやける。
夜中2時ごろに必ず目が覚めてしまう。
時々膻中辺りがしんどくなる。

病院での聴力検査は、 こちら を参考にしてください。

治療は、耳の周囲、陰査穴などを使いましたが、足の肝経へも5本ほど刺鍼しました。
私は、足の肝経が耳の治療に使われるのを見て、最初は違和感がありました。
理由は、東洋医学では、耳は基本的に「腎」と教えられるからです。

しかし、よく考えてみると、胆経もよく使います。
それは胆経の経絡が耳を巻いているからだと思いますが、私は右の耳なら肝経を中心に、左の耳なら心・心包経を中心に考えるようにしています。
それは、持論の「経筋腱収縮牽引の原理」によるもので、それも加味することで治りが早くなると考えています。

この患者さんは、もともと腎経が弱いので、治るまでには、少なくてもあと2~3回は治療しなければらないと思います。



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