2017/12/12

片頭痛を手指鍼で治める (12月24日の臨床実践塾)


片頭痛は中指の外側部で治まるが・・・。



頭痛なんて起こったことがないのに、珍しく左側頭部に痛みが出た。
「しめた!!!」と思った。
こういうのがあると臨床用の治療法が見つかるからです。

たいていの問題は「七星論」で考えると答えが出るのですが、それだけだと「芸がない」と言われかねないので、別の方法を使うことにしました。
辨証には、経絡辨証、八綱辨証、臓腑辨証、六経辨証といろいろあるのですが、頭痛によく使うのが六経辨証だと思います。

「六経辨証」を用いると、比較的簡単に治療ができますが、再発する場合が多いので、「六経辨証」を用いる場合は、手足の経絡も使って経絡を整えておく必要があります。
六経辨証とは、太陽・陽明・少陽・太陰・少陰・厥陰の六経を用いて病変の部位と性質を明らかにする弁証法で、それを頭部の経絡に当てはめて辨証する方法です。

そこで、たまたま見ていた「高麗手指鍼」の配置図を用いて、片頭痛にアタックして見ました。
高麗手指鍼では、中指を体の中心に喩え、中指の先の関節から上を頭頂部とします。
そして、指先を顔面に喩え、そこに顔の絵を描きます。
すると、側頭部は、指の外側部になりますので、片頭痛なら指の外側部に刺鍼するわけです。

写真では、中指の親指側に刺鍼してありますが、正式には小指側に刺鍼します。
何故、親指側に刺鍼したかと言うと、七星論で考えると、指先は「土=脾・胃」になるので、内外は関係なく効果があるだろうと考えたからです。
そして、中指は十二経絡では「心包経」になるので、頭痛には治療効果の高いことが考えられ、心包経は脾経と対応経絡になるので、「これは絶対に効く!」と思ったのです。

結果は、ばっちりでした。

この写真で見ると、かなり痛そうですので、この写真を見た人は、片頭痛があっても言わないかも知れませんので、痛くない方法も書いておきます。
※ 実際にはそんなに痛くありません。

痛くない方法は、「パイネックス」という円皮鍼や「爪楊枝」を使うといいです。
パイネックスは、0.3㎜、0.6㎜、0.9㎜とありますが、0.3㎜なら刺された感覚さえないぐらい痛みを感じませんので、テストで使うなら、0.3㎜でやってみるといいと思います。



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