2017/11/19

橋本病と腎査穴での骨格調整 (11/26の臨床実践塾)


この姿勢で骨盤の捻れがわかります



橋本病の方が来られました。
「左の腰が突っ張って、接骨院に毎日通っているのですが、どうしても取れないんです」と言う。
橋本病は甲状腺機能低下の病気ですが、バセドウ病もそうですが、甲状腺の病気は腎臓と関係しています。

そこで、横座りをしてもらいました。
すると、上の写真の左側(足先が右側になる座り方)をすると、「左の腰が突っ張る」と言います。
つまり、左の腎臓裏が突っ張っていて、骨盤まで捻れているわけです。
これで左の腎臓との関係がわかります。

その時、普通なら手の腰腿点を使って骨格矯正をするのですが、「これは腎査穴を使うほうがいい」と思ったので、左の腎査穴に刺鍼して、再度横座りをしてもらいましたら、その方は「アチャー!!!」という顔をして、

「突っ張らないです。このツボな何ですか?」と聞いてきました。

「ここは腎査穴と言って、腎臓の大きなポイントとなるツボなんです」と言うと、

「これは自分で揉んでもいいですか?」と聞いてきました。

「きょうのように左の腰が突っ張っているときはいいのですが、何ともない時にやるとバランスを崩して、別のところがおかしくなる可能性があるので、ヒ・ダ・リ・の腰が、きょうのように突っ張った時だけにしてくださいね」と答えておきました。

さてここでは腎査穴や骨格矯正鍼の説明をしなければなりませんが、部位は下図になります。

陰陵泉の後ろで一筋隔てたところが腎査穴


七星鍼法には、十二経絡全てに「査穴」というのがあり、査穴は原穴としても使え、郄穴としても使えるところです。
ですから、手の腰腿点が使えない場合や、「査穴を使ったほうがいい」と思われる場合は、査穴を使います。

橋本病は、先ほど話ましたように、甲状腺は腎経と関わっていますので、ダイレクトに腎査穴で腎を刺激下方がいいだろうと思い、腎査穴を使ったわけです。
ですから、骨格矯正鍼は、腰腿点だけを使うのではなく、査穴を使う場合もあるわけで、どれを使うかは、その治療師の考え方によって違います。

自分で言うのも何ですが、今回のこの治療方法は、

「お見事!」でした。(^_^;)

この話は、11月26日(日)の 臨床実践塾 でもやります。



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