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2017/11/14

右肩が痛いーーっ! 少ない症例


写真① 頭皮鍼で肩の痛みだけとってみました



写真② 上部胸椎を毫鍼で調整。赤線は骨の歪みです



11月7日に、治療院の留守電に、西中島にいと頃の患者さんから電話が入っていました。
折り返し電話を入れると、

「右肩から右上腕が痛くてたまりませんわー」と言う。

西中島の頃に、何度も治療した方ですので、
「膻中を押してみて」とか、
「右脇腹を叩いてみて」とか
「立って腰を反らしてみて」とかと、いろいろな動きをしてもらい、原因を探っていきました。

そして、膻中(胸の真ん中)に痛みがあるようでしたので、自分でお灸をしてもらいました。
すると、「楽になったわー」と言うので、安心していたら、またも電話が入り、
「やっぱりあきませんわー」と言う。
その時彼は、バーで仕事をしていたようで、「横になると痛みがマシなんですわー」と言う。

それで再び、動診(体を動かして、痛みの出る角度を調べ、その角度から臓腑の異変を調べる方法)をしてもらったが、あまり異変は感じない。
そこで、「筋腱鍼」(筋肉や腱の過緊張を取る鍼灸法)で、最長筋を整えようと考え、大腸兪の内側にある「谿上」というツボにお灸をしてもらう事にしました。
お店から家は近いので、自宅でお母さんにお灸をしてもらうことにしたのです。

すると、予測通り楽になったようですが、やっぱり起きて座ると、「1分もしないうちにジワーッと痛くなる」と言います。
しかし、「寝れるので、きょうはこのまま寝て様子をみます」ということでしたので、「困ったら電話をください」と言い、そのようにしてもらった。

翌朝、5時前に電話が入りました。
ちょうど散歩に出かける前でしたので、一旦電話を切ってから、外に出て私から電話をしました。
状況を聞くと、昨日とあまり変化がない。
そこで、FAT(エネルギー療法)で、遠隔診断をすると「肝臓が引っ掛かる」

そして電話でこう言った。
「どちらにしても痛みを発しているのは筋肉だから、筋肉を緩めるつもりで肝臓を考えた方がいいかもしれませんね」と。
すると彼は、

「僕もそんな感じがあするんですわー」と言い、続いて、

「肝臓にお灸をして いいですか?」と言うので、やってもらうことにしました。

そしてお母さんに頼んでお灸をしてもらったら、だいぶ楽になったようでしたが、完全ではありません。
そして何度か電話でやり取りをして、その日は過ぎました。

翌朝、5時頃電話が入り、
「だいぶ楽になったんですが、きょう、ちょっと診てもらえませんか。」と言うので、治療院みに来てもらいました。

とりあえず、頭皮鍼で肩の痛みを取ってみました。(写真①)
とりあえず痛みは取れて、肩を回したりしながら、
「ああ、これなら大丈夫ですわー」と言っていたのですが、頭皮鍼は再発しやすいので、巨鍼で肝臓を整えると同時に、上部胸椎も整えました。

それから再び上部胸椎を診たら、やっぱりまだ歪みが残っている。
座ると痛みが出るというぐらい、上部胸椎はかなり歪んでいたので仕方がありません。
そこで、上部胸椎と多裂筋を狙って、毫鍼で矯正しました。(写真②)
普通は、巨鍼を使うとほとんど歪みは取れるのですが、よほど肝臓からの引っ張りがひどかったようで、巨鍼の後もはっきりと歪みが出ていたのです。

そしてきょう、11月14日の朝、電話が入りました。
「もう大丈夫だと思います。違和感はありますが、痛みは殆ど出ませんから…」と。

勿論病院へも行ったようですが、病院では、
「頸椎のレントゲンを撮って、頸椎に骨棘が出ているので、それが原因だと思いますよ。加齢と共に出てきますので、仕方がないですね」みたいな事を言われたらしい。

まー、腰が痛いと言って病院へいけば、

「この椎骨の間が狭くなっているのでそれが原因ですね」と言われ、首が痛いと言って病院へ行けば、

「ここの椎骨の間が狭くなっているので、それが原因ですね」とお決まりの解説で終わってしまうのが一般的なので、仕方がないのです。

それにしても、今使っている頭皮鍼は、痛みを取るのにはほんとに著効を現してくれるので、助かります。
この頭皮鍼のやり方は、今度の 臨床実践塾 で教えるつもりです。



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