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2017/11/08

3日経っても再発がない。良かったー!!! (11月26日の臨床実践塾の準備)

振戦2

画像クリックで動画が再生されます



手指が逆に曲がる



先日治療した、「振戦」の患者さんが気になり、紹介してくれた方に連絡をとって、再発の有無を確認してもらった。
暫くして返ってきたメールには、
「再発はないそうです」と書かれていたので安堵した。

その患者さんの話を聞いて、最初に見せられたのが、上の動画(クリックで動画)でした。

「先生、手の震えが止まらない人がいるのですが、治りますかね?」

「震え? パーキンソン?」

「いや、パーキンソンではないみたいです」

「う~ん、どうだろうなー、診てみないとわからないので、とりあえず来てもらえますか」

という会話から始まりました。

当院へ来てからの動画は、先日のブログに書いた通りですが、再発が気になっていました。
土曜日に治療したので、3日経つことになる。
それで再発がないとなると、明るい希望になる。
そこで、準備してあった動画を掲載することにしました。
(ご本人に掲載許可をもらってあります)

そして病院での診断は、
「画像診断でも、血液検査でも異常はありません」ということだったらしいのです。
このような場合は、多くが「症候群」という症状名が付けられます。
この方ですと、おそらく「パーキンソン症候群」というあたりだと思います。


さて次に、2番目の写真ですが、「ええーっ!」て驚いた人もいるかも知れません。
中指が逆に曲がっているからです。
普通ではそこまで曲がることはないのですが、生まれつき特定の関節の柔軟性が高い人がいて、そういう人は、このように曲げることができるのです。

当院へ来られた患者さんで、こんなに曲がる人は、多分初めてです。
これを食養(マクロビオティック)で説明すると、「陰性食過剰によるもの」と考えてしまいます。
この方の虹彩にも、陰性食過剰のサインは出ていましたので、「陰性食過剰だ」と言ってもいいのですが、陰性食過剰の人が全てこのように指関節が逆に曲がるほど柔らかくなることはないのです。

しかし、陰性食過剰は間違いないので、この方には「緩める治療」はしませんでした。
緩める治療とは、鍼灸には「緩める治療」と「締める治療」があり、その方法のことです。
たとえば、胃経は緩める経絡として使うと著効を現します。
膀胱経は、絞める経絡なので、絞める治療として使うと著効を現します。

これを七星論で説明すると、太陽は非常に陽性ですので、太陽に近づくのは陰性の惑星です。(易の原理で)
七星論では、陰性の惑星ですから、「補」の治療(絞める治療)がよく効くと考えます。
そして、太陽から離れた土星は、陽性な惑星ですから、「寫」の治療(緩める治療)がよく効くと考えます。

つまり、エネルギーの流れは、太陽(極陽性)→水星(強い陰性)→金星(やや陰性)→地球(中庸)→火星(やや中庸)→木星(やや陽性)→土星(強い陽性)という流れと考えるので、太陽に近い惑星は陰性と考え、絞める治療に使うとよく効くと考えるわけです。
それらの惑星に経絡を当てはめて考えたのが七星論ですので、その流れに従って「締まる」「緩まる」を考えるわけです。

治療経験の豊富な方はわかると思いますが、水星(水=腎・膀胱)の経絡を使うと、よく締まります。
ですから、膝関節の痛みに「膀胱経」などを使うと、良く締まるので高い効果を出すことができますが、緩む経絡である「土星」の「足三里」を使うと、その場は楽なったようでも、逆に痛みが強くなったりします。

それは、「三里歩けば三里に灸」という言葉があるように、歩いて筋肉疲労の起っている(筋肉が固くなっている)筋肉に、緩める作用のある三里(土星=脾経・胃経)を使うと、緊張が解れて緩むわけです。
この説明をすると長くなりますので、これぐらいにしますが、経絡の使い方は、「何経の病か」も考えますが、「緩める」のがいいのか、「締める」のがいいのかも考えて治療します。

この方も、陰性が強いと考えましたので、絞める治療法を使いました。
この方の治療は、多枝に亘りますので、このブログでは書き尽くせませんので、11月26日の臨床実践塾で説明します。



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