2017/09/29

右手が腱鞘炎で包丁も持てないんです。・・・それって腸がおかしいですよ

腱鞘炎
    原因と症状の出る部位は必ずしも一致するとは言えない


昨日、急患で腱鞘炎の患者さんが来られました。
「手首から母指球辺りまでが痛くて包丁も持てない」と訴えます。
話によると、病院へも行ったのですが、
「腱鞘炎ですので塗り薬を塗っててください」と言われて、塗り薬を塗っていたそうですが、ぜんぜん良くなる様子もないので、当院に来たというわけです。

このような場合は、「治る!」と感じてもらうのを優先することが多いので、昨日も、
「ちょっと診せて」
と動きを調べ、肘関節をちょっと調整したら、ちょっと楽になった様子でしたので、
「これは、ここだけの問題ではなく、肩までおかしいので、肩を調整してみますね」と肩関節の調整をしました。

「はい。ちょっと動かしてみて」

「あ、楽です。軽くなりました」

「軽くなっただけでは面白くないので、捻れも調べてみますねー」と手首の捻れを調べた。

「あ、あ、痛くなりました。先生、痛くなりました」

「ま、ま、慌てない慌てない。これからですから」と、肘関節、手関節、手根骨と調整していきながら、

「だけど、この腱鞘炎の原因はお腹にある見たいですよ」と言うと、
「全く信じない」という顔をしながら、

「お腹ですかァ?」と言う。

「そうなんです。ちょっとお腹を押してみますねー」とお腹を軽く押したら、

「イタ! イタ! 痛い、痛い!」と言います。

そこで、
「こんなに軽く押しても痛いのですから、普通ではないですよね?」と尋ね、頷くのを確認してから、
「ブログのネタに使いたいので、写真を撮らせてくれませんか?」と尋ねて許可をもらい、スタッフを呼んで、痛みの出たお腹に手を当ててもらって撮影しました。
それが上の写真です。

そして、軽くお腹を押さえてから、再び腱鞘炎の痛みを確認してもらうと、軽くなっている。
驚いた顔をしながらこう言ってきました。

「でも先生。病院の先生は腱鞘炎と言っていましたよ」と。
「腱鞘炎は腱鞘炎かも知れませんが、病名を付けたから治るわけではありませんよね」と、言いながら治療を続け、さらにこう言いました。
「病院の診断は正しいのですが、多分、その病院では治せないでしょう。はい、ではもう一度腱鞘炎の痛みを確認してみてください」と再度確認してもらったら、笑顔になって、こう言いました。

「最初からここに来ておけば良かったー」

あまりに不思議だったのでしょう。
その後も何度か腱鞘炎の痛みを確認していた。

さて解説です。
腱鞘炎の現代医学的解説は、多くのサイトにありますので、そこを参考にしてください。
ただし、それらの説明を読んだからといって治る分けではありませんので、ここでは、七星論(人体惑星試論)での診断と治療法を説明します。

まず、手関節の調整をするのに、肩関節から調整するのは、七星論では肩を「水=腎・膀胱」、肘を「金=肺・大腸」、手首を「地=心包・三焦」という診方をします。
ですから、最初に肘関節から調整したのは、「金=肺・大腸」で、特に大腸に問題があると思ったからです。

それから腹部を軽く押して、本人にも腸が原因である事を認識してもらいました。
つまり、根本的な原因を治療する為には、本人の認識も大切だと考えているからです。
そして、腹部を触ってから腱鞘炎が軽くなるのも確認してもらいました。
それから、肝臓と腸の関係を説明しましたが、鍼灸理論での難しい話は理解できないと思いましたので、簡単に説明したのですが、私の理論はこうです。

この図を見て下さい。
木=肝胆と金=肺大腸は向い合っています。
これを対応経絡と言います。
つまり、木と金が対応しているということで、木の異変が金に出たり、金の異変が木に出たりすると考えて下さい。

宙を含む円循環
    七星論での循環説明図

この方の場合は、肝の異変が大腸に出て、大腸の異変から肩部に凝りを生じ、それが高じて肩関節に異変を起し、肩関節(水)→肘関節(金)→手関節(地)と順を追って歪みが発生してきたのです。
つまり、七星論で云うと、エネルギーは水(肩)→金(肘)→地(手首)と流れるので、水の異変が金に、金の異変が地に出てきたと言うことです。

ですから、最終的には肝を整える必要があるわけで、この方も肝臓の治療が終わったら、
「ああーっ! ぜんぜん、ぜんぜん痛くないですわ。嘘みたいです」と喜んでいました。
この方は、発症してからそんなに時間が経ってなかったので、簡単に治りましたが、発症してから長期間経ったのは、1回で、と言うわけにはいきませんので、その点ご了承ください。




このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


スポンサーサイト
2017/09/28

七星論での陰査穴で膝痛などの症状が軽くなる。或いは治る

起始部
    縫工筋・薄筋・半腱様筋の起始部

縫工筋・薄筋・半腱様筋
    縫工筋・薄筋・半腱様筋の流れ


先日の臨床実践塾で、縫工筋・薄筋・半腱様筋と経絡の関係を説明しました。
実践塾では実技を中心に行いましたので、詳しく説明しませんでしたので、ここに記しておきます。

具体的な臨床を例に挙げるとわかりやすいので、臨床例を示しながら説明していきます。
たとえば、婦人科に異常のある人は、大腿内側の前側にも異変があります。
それは縫工筋とも関係していると考えることができます。
何故か。

縫工筋は、上前腸骨棘の直下から、脛骨粗面の内側(鵞足)に付着していて、
① 股関節を屈曲させる
② 股関節を外旋させる
③ 股関節を外転させる
④ 膝関節を屈曲させる
という働きがあります。

そして、その筋の付近に「血海」というツボがあり、血海は、「血の海」をいう意味で、「血を脾の海に戻す作用がある」とされています。
つまり、血海穴は脾と繋がるということですので、縫工筋が脾を繋がると考えてもおかしくないわけです。
※ 血海は、経絡の本では「内側広筋が隆起するところに取る」と書かれていますが、内側広筋は縫工筋と重なっていますので、「筋の動き」から考えると、縫工筋としても問題ないわけです。

内側広筋
   内側広筋

さて、そのように考えますと、縫工筋は脾経の血海と繋がり、血海は脾と繋がるので、縫工筋への刺激は「脾経」の治療に使えると言え、経絡の本では、血海穴が婦人科の治療点として頻繁に使われています。
私も、血海ではないのですが、婦人科は脾経の1穴で治療します。

そして、大事な事は、婦人科を病んでも膝痛が起る場合があるということです。
それは、縫工筋の付着部が「鵞足」になっているので、縫工筋の筋緊張などがあると、膝関節を歪めてしまうからです。

次に薄筋はどうでしょうか。
薄筋の起始は、上のイラストにあるように、恥骨結合の外側縁です。
そして停止は、脛骨の上縁で縫工筋の付着部の後方で、鵞足に付着します。
そして、薄筋の主な働きとしては、
① 大腿を内転させる
② 下腿を屈曲させる
③ 下腿を内旋させる
という働きをします。

「O脚」という症状名がありますが、O脚になる人の多くが肝実か肝虚です。
そう言うと、「私お酒は飲みませんけど?」と反論する人がほとんどです。
お酒だけが肝臓を壊すのではないのです。
お酒以外に肝臓を壊しやすいのは、新薬が挙げられますが、最も肝臓を傷めつけるのは、砂糖の入った飲食物の過食、副食の過食、健啖です。

そして、肝臓病になった人は、大腿内側の怠さを訴えます。
つまり、薄筋が過緊張したために、その部に疲労物質が溜まったと考えることができるわけです。
また、私が作った「経絡筋力テスト」で、肝経のテストをする場合は、仰臥になってもらい、両方の足首を捉まえて、両側に引っ張ると肝の力がわかります。
肝臓の疲れた人は、その力が弱いのです。
これらの事から、薄筋は肝と関係があると考えてもいいはずです。

最後の半腱様筋ですが、半腱様筋の起始部は、坐骨結節の内側面で、停止部は鵞足となって脛骨粗面の内側に付着します。
半腱様筋の主な働きとしては、
① 膝関節を屈曲させる
② 膝関節を内旋させる
③ 股関節を伸展させる
④ 股関節を内旋させる
となります。

膝痛の患者さんは、多くが「腎・膀胱経」に異変があるもので、膀胱経の京骨というツボに鍼灸を施すと、その場で痛みが消える場合も少なくありません。
また、膝痛の診断をする場合に、膝を立てさせて、膝裏の半腱様筋を弾くように触ると、膝痛を確認できます。

腎臓疾患に陥ると、大腿後面や下腿後面の怠さを訴えてきます。
それは、ハムストリングス(半腱様筋と半膜様筋と大腿二頭筋)と言うよりも、半腱様筋の過緊張のせいで、筋肉疲労が出たものと考えていいと思います。
何故ですか?
半腱様筋を解すと怠さが取れるからです。

また、経絡筋力テストでも、仰臥になってもらい、足首を捉まえて、斜め上に持ち上げることで腎経の検査をすることができます。
このようなことから、半腱様筋は「腎と直結する筋肉」と言っても過言ではないと考えています。

さて、結論です。
上記3つの筋肉は、脛骨粗面の内側で「鵞足」を形成していますが、それぞれの筋肉の働きが違うので、できればそれぞれの筋肉にアプローチした方が治療効果はいいと思います。
しかし、それぞれの筋肉に手技でアプローチすると、かなり痛がりますし、時間もかかってしまいますので、鍼灸を使うほうが賢明ではないかと考えたわけです。

たとえば日々の臨床で、脾査穴、肝査穴、腎査穴に刺鍼したまま5~8分ほど置鍼すると、それらの筋力が上がり、症状も軽くなっているのがわかるのです。
そして、経絡で整えると言うことは、再発予防にもなるということなんです。

仮に筋肉だけで整えたとしたら、筋肉や骨格が原因ということになるのですが、それには疑問が残ります。
「何故、筋肉や骨格が歪んだのか?」という問いに対しての答が曖昧になるからです。

逆に言うと、「何故、臓腑を整えたら筋肉や骨格が整ったのか?」 という問いに答えるとすれば、「筋肉や骨格の中心が臓腑にあるから」となるのではないでしょうか。




このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


2017/09/27

足のタコか魚の目:口コミありがとうございました。

タコ3
    ご本人の足裏ではありません


「エキテン」 という無料でも広告を載せてくれるサイトがあります。
10年ぐらい前だと思いますが、無料広告を載せてありました。
その後、上本町に移転したのですが、その広告は更新もせずにそのままにしてありました。
そして、その広告にある西中島の地図を見て、「西中島を訪ねた」言う患者さんから電話をいただきました。

血の気が引くと同時に慌てました。
まさかそんな迷惑がかかるとは思ってなかったからです。
そこで急いで地図と住所を変更しました。
そんなことがあり、その後、エキテンさんからの誘いで有料広告に変えました。

変えたまでは良かったのですが、また失敗です。
エキテンさんのサイトには、「口コミ」というのがあり、そのお店の評価を書いて送る欄があるのです。
そして「口コミ」が書かれたら、広告主のところにメールでお知らせが来るのですが、エキテンさんからは毎週のように、何かの案内が届くので、「エキテンさんの宣伝だろう」と、読みもせずに削除をしていました。

久しぶりにエキテンさんのメールを見ると、
「新城針灸治療院に1件口コミ返信待ちのユーザーがいます。」と書かれているのです。
何だろうと読んでみたらビックリです。

なんと、当院に来られた患者さんが「口コミ」を投稿してくれていたのです。
申し訳ないことをしました。
ほんとに申し訳ございませんでした。

と言うことで、お詫びの印にここに全文を掲載させて頂きますので、ご了承のほどをお願い申し上げます。

=============================
一撃完治
ほぼ口コミの患者様ばかりだそうで、ネット検索で伺った私は珍しいそうです。とても良かったので、感想含め書いてみます。

足のタコか魚の目の痛みが取れず、フットケアサロンや色々試す中、鍼灸に辿り着き伺いました。初めは優しい女性の方の問診です。膝や首の痛み、右肩が上がらない、肩こり含め様々な体の不調を、思いつくままお伝えしました。それでも、諦めすぎて日常化している症状は伝え忘れていた事までが、たった1度の施術で治る事に、驚きました。

先生が来られて施術は、脈を取って、鍼をしてもらいました。すぐに右腕が高く上がりビックリです。諦めていた膝も、触診ですぐ痛みを理解していただきました。最後に一発効果が期待できるという大きい鍼にチャレンジ。実は、超怖がりなので躊躇ったのですが、お弟子さん?の「先生が打つと痛みは少ないですよ」という言葉を信じて大正解でした。
すっかり忘れていた、仰向けに寝ると痺れる腰、苦しくなる首が、平気になっており、できなかった正座をしている自分の姿に言葉も見つかりませんでした。
勿論、痛かった足裏のタコだか魚の目も、肝臓と心臓の影響だそうで、施術後には押すと多少の痛みはあるものの歩ける!クララの気分が味わえました。

最後に、甘い物の摂りすぎを注意されました。どうして、わかったのか!糖尿の家系なので、今日から砂糖は控えます。
あまりにも簡単に良くなるので、ブログとか書いてもインチキって思われるんだ~なんて先生が仰ってましたが、こればかりは体験しないと理解できないと思います。
保険がききませんが、価値はありました。保険適用で、ちっとも良くならない所へ足繁く通って、痛さや辛さと過ごさなくてもういいんです。
鍼をいくつかと、お灸、大きい針もやってもらって、初診1万円でお釣りがきます。しかも、次回から半額ですって!でも、完治したかも?という状況なので、当分行く予定はなさそうです。
難を言えば、木金土曜日しかやってないことくらいですかね。完全予約制ですが、メールでの問い合わせも、直ぐに連絡を頂けました。私は、初問合せの週末には受診できました。
視力低下にも、効果のある治療法があるようなので、次回試してみたいです。ともかく、ビックリしすぎて、充分なお礼を伝えきれず、帰りはエレベーターを使わず階段で帰りました。体を動かす事も、生きていることさえ楽しくなりました。本日は、ありがとうございました。

=================================




このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


2017/09/26

肘が痛い! 手首が痛い! 治す方法は?:2017年9月24日の臨床実践塾

肘関節2
    肘関節の構造1


上のイラストを見てください。
左腕を前から見たのと、後ろから見たときのイラストです。
ここで注目して欲しいのは、尺骨は上腕骨にがっちり嵌っていますが、橈骨は上腕骨と離れた状態になっていることです。

肘関節は、腕尺関節・腕橈関節・上橈尺関節の3つの関節よりなる複関節ですが、仮に腕を曲げた状態だとしますと、腕の屈筋(上腕二頭筋等)に力が入ります。
その状態を長時間続けると何が起こるかというと、橈骨は固定されてないので、縮んだ筋肉側に引っ張られて、肘関節の前側にズレてしまうのです。

上腕二頭筋
    上腕二頭筋


そして、肘関節は、肩関節や手関節の力を借りて、肘関節自体のバランスを取っています。
ですから、肘関節が歪んでしまうと、肩関節や手関節まで歪んでしまうのです。
さらに、その状態で重たい手提げ袋等を肘で抱えたり、テニスで衝撃を与えて捻りが入ったとすると、ズレがひどくなるので、自然に治るのが難しくなってしまいます。

ということは、肘関節が原因で、肩関節や手関節にも痛みが出てくる可能性があるということになってきます。
実際、そのような患者さんも来られるのですが、こじれてなければ、肘関節の調整をするだけで肩関節も手関節もその場で治ってしまいます。

先日の臨床実践塾では、その肘関節の調整法を説明しながら実技をやってもらいました。
肘関節に痛みのある方がいませんでしたので、2人1組になって、操法をやってもらったのですが、異変がない場合でも、肩関節や肘関節が軽くなりますので、納得できたと思います。(納得した顔をしていました・笑)

肘関節
    肘関節の調整訓練


方法は、橈骨を手前に引くのですが、下手に引くと逆に痛めてしまいますので、患者さん役の人が腕を曲げるようにして、術者が橈骨を軽く引いていきます。(コツがあります)
そして肘関節を何回か曲げ伸ばしをすると、肘関節は整っています。

つまり、下図を見るとわかりやすいのですが、肘関節は、大きく分けて三つの骨で構成されていますので、この三つの骨の調整になるわけです。
① 上腕骨
② 橈骨
③ 尺骨

肘関節3
    肘関節の構造2


この構造を見ていますと、肘関節前面部に、細い棒状のようなものを当てたまま、肘を曲げると、橈骨と尺骨が揃いそうな感じがします。
そうなんです。
この三つの骨は、全体が1つの関節包で包まれているのですが、自由に動くのは橈骨だけですので、橈骨を動かす方法を考えれば調整ができるわけです。

ちょっとイラっとしている人もいるかと思いますので、鍼の使い方を書いておきますね。
先ほど「屈筋の過緊張が肘関節を歪めてしまう」と言いました。
となると、「屈筋の過緊張を緩めれば、肘関節も整う可能性がある」ということになりますので、上腕二頭筋を緩める事を考えてみます。

七星論での陰査というのは、ほんとに便利なもので、わざわざ上腕二頭筋を緩めるということをしなくても、軽い症状なら、肺査穴と心包査穴に軽く刺鍼しておけば、それで上腕二頭筋も緩みます。
つまり、つまりですよ、陰査穴に刺鍼すれば、勝手に上腕二頭筋も整っているということになるわけです。
ただし、軽い症状の場合のみですよ。

この要領で、手関節も調整する事ができるのです。
それが、先日紹介した母指球のシワです。

母指球1
    ビフォー

母指球2
    アフター

手関節については、また時間をみて書きたいと思いますので、きょうは、そんなところでご勘弁ください。




このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


2017/09/25

2017年9月24日の臨床実践塾:第二部

2017年9月24日
    臨床実践塾での実技


第二部は私の担当になるのですが、臨床講義を始める前に、「人間学」の話をするようにしています。
それは、鍼灸師は開業を目指している方が多いので、経営よりも先に「人間学」を学んでほしいと考えるからです。

では、人間学とは何かというと、デジタル大辞泉によると、
【人間の本質を哲学的に研究する学問。神や宇宙に対する人間の関係あるいは身体や精神の在り方など、人間に関する考察は古くからなされてきたが、人間学という概念は近世になってからできたもので、哲学の基礎学としての性格が強い。】と書かれています。

学者さんが書かれた文章だとちょっと分かり難いですねー。
ですから、ここでは「人間の本性や,人間と世界との関係などを研究した学問」と省略しておきましょうか。
人間学は、『論語』、『韓非子』、『貞観政要』など、中国古典から、「人間の心や行い」を学ぶのが多いので、それでもいいかと思います。

それで、その人間学を学ぶ事で、経営者としての資質を養い、経営者としての指導力を鍛えていくわけです。
(脂質のない私がこんなことを書くと笑われますが…)
それで今回は『貞観政要』にある、「起業と継承」に関することを取り上げてみました。

【守成は創業より難し】
これは、創業と守成はどちらが難しいかを考えるのですが、創業には創業の、守成には守成の苦しみがあり、難しさで云うとどちらも甲乙つけ難いことです。
治療院を開業するのに、「こうすれば必ず成功する」という王道がないので、本人の才覚が要求されます。

きょうのFacebookに、月刊誌の致知出版社さんからの投稿があったのですが、松下幸之助さんは、こう話していたそうです。
【僕はな、物事がうまくいった時には、いつも皆のおかげと考えた。うまくいかなかった時はすべて自分に原因があると思っとった】

成功者が口を揃えて言う言葉に、「私は運が良かったのです」というのがありますが、成功者というのは、常に他人や世界や自然から恩恵をありがたく受け止めているというのを感じさせられます。
しかし、一代で西武王国を築いた堤幸次郎は、息子たちを戒めて、こう語ったといわれます。

「事業というものは、人の後追いをしていたのでは必ず失敗する。人の後追いをすれば、競争になる。競争のなかで客をもてなすのにまともなサービスができるか。だから、事業はまだ人のやっていないことをやるに限る」と。

また、イトーヨーカ堂グループの創業者伊東雅俊もこんなことを言ってるようです。
「創業期に他人と同じことをやっていては成功しない。違うやり方でやったからこそ成功した。その経営手法は血を分けた子供であろうと、語り継げても受け継げない」と。

昨今の治療業界では、「一人治療院でも、真似するだけでウン百万円を売り上げることができる」等々と宣伝して、セミナーへの集客をしていますが、その宣伝文句に乗せられては先が見えているように思います。

ですから今回のセミナーは、「真似すればいい」というものでもなければ、「参加していればいい」というものでもなかったのです。
「自分で考えるためのヒント」を説明するのが目的のセミナーでした。
「自分で考える事」を学べば、創業も守成もできるようになると考えるからです。

「古い! 固い!」と言われるかも知れませんが、そのような基本的なことを学んでから、初めて治療テクニックを学んだほうが、軸がずれずに目的を達成しやすいと考えているのです。

一度現実を知る為に、治療院と取引している業者さんの話も聞いてみてください。
結構悲惨な話が多いものです。
「月に何件開業し、何件廃業するのか」と聞いてみてください。
驚きますよ、きっと。




このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


2017/09/25

きのうの臨床実践塾・第一部

2017年09月24日 実践塾

    下腿三焦経と心包経の実験


第一部は、矢田部先生が「特効穴の実技と解説」とタイトルでお話をして頂きました。
矢田部先生は鍼灸学校で経穴も教えていますので、経穴には精通しています。
昨日の講義は、主に七星論での「下腿三焦経」に重点を置いていました。
普通に「三焦経」と言えば、「手の少陽三焦経」になり、教科書には「下腿三焦経」などというのはありません。

では、何故「下腿三焦経」などというのを作ったのか、ということになります。
たとえば、鍼灸学校で学ぶ経絡では、経絡は手足の指(趾)に始まったり終わったりします。
しかし、足の第3趾には何の経絡も流れてないのです。

ないならないでもいいのですが、ASO(閉塞性動脈硬化症)で足趾が壊死するのは、第3趾からなのです。
それは、「三焦経は生命エネルギーの始まり」という考え方があり、その考え方からすると、体が弱るときも三焦経からではないかと考えることができるわけです。
つまり、「三焦経の生命エネルギー」の流れが途絶えるとき、体は機能を失い、壊死してしまうと考えたのです。

そして、大学で脳の研究をされている医学博士の先生も、「それは納得できる」と話していたそうで、脳の実験をしている時に、「胃経でも胆経でもないラインに顕著な反応があったので…」と答えていたそうです。

ま、下腿三焦経があるかどうかというのは、これからの問題にするとして、当院では下腿三焦経を臨床で用いています。
これは、私の感覚ですが、胃経の上巨虚とか下巨虚を使うよりも、下腿三焦経を使った方が治療効果はいいのです。
臨床家は、理論よりも結果を重視するのが一般的ですので、いつしかそのようになってしまったのです。

そこで矢田部先生は考えました。
「臓腑は表裏で表されるが、下腿三焦経の表裏はどうなっているのか」と。

表裏とは、以下のようになっています。

表裏
    経絡の表裏関係

そして、出した答が、足の三焦経の表裏は、手の三焦経の表裏と同じで、「その裏を心包経に求めていいのではないか」ということになったようです。

何故実験が必要なのか?

これは私が口癖のように言うことなのですが、
「古典にそう書かれていました」とか、
「◯◯先生がそう言っていました」と言うのは、理路整然のように聞こえますが、それは文献や他の意見に逃げているに過ぎないのです。

「で、あなたの意見はどうなの?」という質問に答られるようするのがいいと考えるわけです。
「本に書かれていた」とか「あの先生がこう言ってた」というのは、人が違い、場所が違い、時代が違い、環境が違うと通用しないことがたくさんあります。
たとえば冷え性。
クーラーが汎用される時代になってから、夏でも冷え性が増えてきたのです。

鍼はどうですか。
中国鍼は太いです。
現在は少し細くなってきましたが、太い鍼を使っていた時代に書かれた文献を参考にして同じ治療ができるのでしょうか。

こいうのを
「やばい!」
というのではないでしょうか。(笑)

話を戻します。
で、矢田部先生が皆さんの前で実験をして見せたのですが、結果は仮説通りになりました。

こういう公開実験というのは、非常に勇気が要りますが、非常に大切なことです。
たとえば、治療法のDVDが次々と販売されるのですが、臨床モデルの方は必ずと言っていいほど「若い女性」です。
それは見映えもありますが、

① 若い
② 女性

という点で考えると、若いと動脈硬化が進んでないので、体は柔らかいです。
女性は男性よりも身体が柔らかいです。
ですから、関節も動きやすいので、その販売したいDVDに収録されたテクニックは高く見えるのです。

仮に、高齢者の男性をモデルとして使ったら、そのDVDは殆ど売れないと思います。(^_^;)
これ以上書くと石投げられそうですので止めておきますが、ここは「見せるポイント」ですので、皆さんが講師で実技公開する時には、このテクニックも頭に入れててください。

矢田部先生は、その後に「鎮痛穴」などの説明もしていましたが、そんなこんなで、昨日の臨床実践塾の第一部は終わりました。




このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。

2017/09/24

親指の腱鞘炎を治療してビックリした(きょうの臨床実践塾)

母指球1
    ビフォー

母指球2
    アフター

CM関節
    CM関節


左の母指球辺りにあるCM関節の腱鞘炎を治療してビックリした。
(治療師がいちいちビックリしてはいけないのですが)
顔にはビックリした表情は出てなかったと思いますが、ほんとに驚いた。

一番上の写真と二番目の写真で、左の母指球を見てください。
二番目の写真はシワが寄っています。
たった1分程度の治療での変化です。
ビックリしませんか?

治療経験のある方ならビックリしますよね。
たった1分程度の治療で、こんなにシワが寄るなんて。
たまたまタイミング良く、
「ブログのネタに使いたいので、写真撮らせてね」と写真を撮ってあったのもラッキーでしたが、こんなに変化が出てのもラッキーでした。(笑)


ご本人が、
「ええーっ、これ見てください。シワが寄ってる」というので、見たらほんとに考えられないほどのシワが寄っている。
「お、凄いな! ちょっとそのままで写真撮らせて」と、パチリ!

長い間この仕事をしていますが、このような症状で、こんな短時間に、こんなに大きな変化が出たのを見るのは多分、初めてです。

非常にタイムリーな方です。

何が?

いや私が。(^_^;)

実は、きょうの臨床実践塾で、肘関節の治療法もするのですが、肘関節の治療で手関節も整うという実技を準備してあったのです。
参加者の方々に、このビフォーアフターの写真を見せることができるからです。

肘関節は、腕尺関節・腕橈関節・上橈尺関節の3つの関節よりなる複関節で、全体が1つの関節包で包まれています。
長時間手首を使う仕事をした時のことを考えてみてください。

腕の内側に力を入れっぱなしだと、腕の内側の筋肉(屈筋)に過緊張を与えることになるので、手首にも異変が出てきます。
理由は、屈筋に力が入れば、それに連なる骨が引っ張られて、骨と骨を繋いでいる関節が歪んで来るのです。

それは、筋肉の多くは骨に付着していて、片方の筋肉が引かされると、それに連なる骨と「ズレ」が生じ、歪みが出てくるからです。
そして、過緊張した筋が神経を圧迫したり、歪んだ骨で神経を圧迫したりすると痛みという症状が出て来るわけです。

腱鞘炎の場合は、鞘(さや)の中を通る細い健が、鞘との摩擦で炎症を起し、それが腫れて腱鞘炎となるのですが、鞘の部分が現と考えるのではなく、「何らかの歪みが健を過緊張させて鞘との摩擦を大きくした」と考えるわけです。

と考えると、関節の歪みが考えられてきます。
そうです。
関節の歪みが筋・腱を過緊張に導いて、炎症という症状に繋がっていくわけです。
ですから、逆算して、関節の歪みを整えれば、炎症は治まるわけです。

ただ、「関節」と言っても、「どこがどのように?」というのがありますので、そこが難しいの」です。
この場合だと、肘関節を整えて、手首にある下橈尺関節と橈骨手根関節を整え、それからCM関節を少し、少しだけ動かしただけなんです。




このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


2017/09/22

足関節調整(矯正)の手技と鍼による実験(9月24日の臨床実践塾)


足首の調整
    足関節の矯正は脛骨・腓骨も整えます


    脛腓関節
脛骨は浮いた状態で、上下にある靭帯と下腿骨間膜で繋がれています


昨日、  臨床実践塾  の準備でスタッフを共に実験をしました。。
足関節調整(矯正)の実験ですが、右足は手技療法で、左足は鍼で調整してみました。
調整した結果は、どちらがいいとも言えないのですが、これまでの臨床結果からすると、治療効果の持ちがいいのは鍼での矯正です。

右足は、距腿関節と距骨下関節を緩めてから、アキレス腱を伸ばし、それから再び踵骨と距骨を滑らすように矯正しながらアキレス腱を伸ばしました。
(鍼に比べるとちょっと時間がかかります)
左足は、アキレス腱下部に近いほうに(承命というツボに)、仰臥のまま5番鍼を使い、その後に、踵骨と距骨を滑らすように矯正しながらアキレス腱を伸ばしました。

ま、ここまでは、今までやってきた治療法ですが、この後が面白い。
伏臥になってもらい、膝を曲げさせ、踵がお尻に着くように押していくのです。
治療師の方なら、
「えっ? なんで?」と思ったかも知れません。

実はこれ、脛腓関節の調整なんです。
下腿の骨は、脛骨が中心になって体を支えていて、脛骨は前頚骨頭靭帯、前脛腓靭帯、下腿骨間膜等によって脛骨とつながれて、浮き草のようになっているのです。
ですから、これらの靭帯や膜に弾力がなくなると、腓骨は下に下がってしまうらしいのです。
そして腓骨が下がってくると、足関節の動きを邪魔して、足関節の可動域が制限されて、足関節に痛みなどが出てくるわけです。

そのために、脛腓関節を整えるのですが、脛骨は動きやすい骨ですので、下腿がベッドと水平になるように、下腿を術者の大腿に乗せて、腓骨頭と外果を左右の親指で動かしてもいいのですが、その場合は、きちんと定位置に治めにくいのです。

ですから、伏臥になってもらい、足底を掴まえて、お尻に向けて押して調整するわけです。
これだと、まず、変な方向には行かないはずです。
これをすると、自然に足関節まで整えられます。
しかも簡単ですので、テクニックとしては楽です。

さて、手技療法と鍼灸での調整の違いは何かということになりますが、手技療法で治療している方は不満を覚えるかも知れませんが、これは当院の臨床ですので、ご了承ください。
鍼を使ってアキレス腱を緩めると、中の筋肉や腱のズレまで調整されるので、治療効果の持続性がいいのです。

ですが、今度の臨床実践塾では、その両方のやり方を勉強してもらいます。



このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


2017/09/21

前腕の痛みを爪先で治した話 (9月24日の臨床実践塾)


腕橈骨筋2
    腕橈骨筋

腕橈骨筋
    この辺りが痛い

爪での刺絡
    爪での治療


この治療法は、簡単すぎて、  臨床実践塾  では、できません。
セミナーに来られる方々はプロだからです。
ただ、ブログのネタとしては多分、「おもしろい読み物」になると思います。

右手に力を入れると、腕橈骨筋が痛いという方が来られました。
一番上の写真が腕橈骨筋の解剖イラストです。
二番目の写真が、痛みの出たところです。
三番目の写真は、痛みを治しているところです。

この方が、「肘に力を入れると、ここが痛い」と腕橈骨筋辺りを指差しました。
最初は、筋・骨格系の手技療法で、肘関節を調整して治そうかと考えたのですが、肘関節を整えるには、肩関節も調整しなければならないので、時間がかかります。

そこで、鎖骨下筋(鎖骨の下に流れる細い筋肉)を触ってみると、ちょっと固いので、経絡で治療することにしました。
その痛みの出たところは、経絡でいうと「肺経」になります。
肺経の経絡は、親指の爪の付け根まで流れていますので、そこを爪でチョンチョンチョンとやったら、先ほど痛かった腕の筋肉がフワーッと緩みました。

その時、あっ、ブログのネタになる、と思ったので、(笑)

「あのー、ブログのネタにしたいので、写真撮らせてくれませんか?」と聞いたら、

「いいですよ。どうぞ!」と言ってくれたので、

「誰か―、誰か写真撮ってほしいいんだけど」とスタッフを呼んで写真を撮ることになりました。

そして、カメラを構えさせて、

「ちょっと、さっき痛かったように腕に力を入れてみてくれませんか」

「こうですか? あら? 痛みがないですよ」と笑顔で私を見ています。しかしカメラも準備したので、何とか写真を撮りたかったので、

「そうですか。では、もう少し痛みが出ないようにしておきましょう」

「えっ? どうするんですか?」とやる気満々な感じでした。

「いや、〇〇さんは何もしなくていいです」

と話をしながら、もう一度爪先をチョンチョンチョンとやりました。

それから、経絡を整える治療をしたのですが、久しぶりにめちゃくちゃ簡単な治療だった。
だけど、この治療法は「井穴刺絡」と言って、ほんとは爪の根本から少し血を絞る方法なのです。
しかしそれだけだと治療効果は長持ちしないのです。
ですからそれだけで終わると、後で再発する可能性があるので、とりあえず肘関節を整える手技も加えておきました。

はー、とっても楽しい治療でした。(^―^)



このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


2017/09/20

手関節の調整は筋肉調整でも経絡治療でも行えます (9月24日の臨床実践塾)

この記事は 臨床実践塾の内容説明 です。

手関節2

    手関節の構造

文字が小さくて見えにくいのですが、手関節の調整は肘関節、及び上橈尺関節、下橈尺関節を同時に調整する必要があります。
手関節の場合は上肢の伸筋が影響している場合が多いからで、上腕の後ろの筋力が少なくなって、手関節に負担をかけて手関節を歪めていることが考えられるからです。
ですから、手関節を調整するには、肩関節、肘関節、橈尺関節、そして上腕三頭筋も調整する必要があります。

具体的には、肘関節の上橈尺関節、手関節の下橈尺関節の捻れなどを調べて、その調整からするといいのですが、意外に多いのが手首の背屈困難で、この場合は、上腕三頭筋も関わっていますので、その調整も行います。

上腕三頭筋
    上腕三頭筋

方法は、腕を伸ばし、手首を背屈させて、術者は「背屈させないように」抵抗を加えます。
そのまま10秒ぐらい維持してから、力を抜くこと3回~5回。
その方法を行なってから、手関節の動きを確認してください。
※ 手関節の腱などに損傷がある場合は、この方法では治りません

そして、上のイラストを見るとわかると思いますが、親指側に「金:肺・大腸」、中間辺りに「地:心包・三焦」、小指側に「火:心・小腸」と書かれています。
これは鍼灸での経絡で、この部が「原穴」と言われる所で、「病が現れるところ、及び病を治療するところ」という解釈をします。

つまり、これらの経絡に関係のある臓腑の異変で手関節の歪みを作っている場合もあるわけで、その場合は、それらの経絡を使って治療することができます。
いや、それらの臓腑が原因でなくても治療できる場合もあり、多分、多くの鍼灸師がその方法も併用しているのではないかと考えています。

しかし、実際には、その部位に鍼灸を施すのではなく、募穴や腧穴、或いは特効穴を使う場合が多いので、そこに鍼灸をすると考えるのは、早合点です。
ですから、最初に筋肉を調整してから、臓腑の治療としてそれらのツボを使ったほうが利口というものです。

そして、手関節に異常が発生した場合は、多くが、手根骨の舟状骨、月状骨、三角骨のいずれか、或いはいくつかに歪みを作っていますので、その場合は該当する手根骨を上下・左右・捻転を調整してから、橈骨手根関節や手根間関節を動かしてみます。
関節を動かす方法は、術者の手で、患者さんの手を、握手をするように握って、前後、左右、捻転と動かしていきます。



このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。