2017/08/30

カインド調整法とは何か:2017年8月27日の臨床実践塾

2017年8月27日 実践塾
    左肩の痛みを調整する


8/27の臨床実践塾で、第二部は私が担当しました。
最初に論語の【君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず】に対しての私感述べさせていただきました。
論語は私のブログにも連載していたし、鍼灸・柔整など東洋医学の月刊誌『ナラティブメディカ』にも連載していましたので、業界の方ならご存知の方もいると思います。

当日の私の私感を要約すると、君子は主体性があるが、小人は主体性がないので周囲に流されやすく、心から和することがないという戒めでした。
何が言いたかったかというと、ネット社会になってから「志」(こころざし)が見えにくくなってきたし、情報に流されやすい人が増えてきた気がします。
つまり、SNSなどの情報に流されずに、自分の主体性を活かして、「何が正しいかを判断する力」をつけて欲しいと言いたかったわけです。

論語の次には、「最近の臨床から」というタイトルで、多汗症、大動脈解離、脊柱管狭窄症などの症例と治療法を解説したのですが、いずれも難しい病気や症状になります。
しかし、そこには「コツ」というのがあり、そのコツと症例を説明したわけです。

最近、YouTube では筋・骨格系の臨床動画が氾濫していますが、筋・骨格系以外の病気のほうが深刻な場合が多いので、鍼灸師なら、その方面にも目を向けてほしいと考えているわけです。

続いて、伏臥にしたままの足関節調整法や、耳の高さが違う人の調整方法、頭蓋でのアステリオンの使い方、カインド調整法の理論などを説明しました。
カインド調整法は、非常に簡単で、非常に短時間に症状を緩和させることのできる焼成炮ですが、調整法と言うよりは、治療法と言ったほうがいいかも知れません。

何故なら、膝が痛くても、股関節が痛くても、仙腸関節が痛くても、肩関節が痛くても、肘関節が痛くても、指の関節が痛くても、首が痛くても、このカインド調整法が使えるからで、即、臨床に取り入れられる方法だからです。

で、モデルになる方に出てもらって、実技の解説をしたのですが、年齢がちょっと高かったせいか、「わー、凄い、凄い!」というところまではいきませんでした。(笑)
上の写真は、肩が痛いという方で、両手をバンザイしてもらい、カインド調整法をかけたら、「あ、緩んできました。楽になってきました」と言っていたので、それなりに楽になったようでした。

カインド調整法は非常に簡単なテクニックですので、2人1組になってもらい実技の練習をしてもらいましたが、何人かの方が「これは簡単だからすぐ使えますね」というようなことを言っていました。
実際には深く入るとそんなに簡単ではないのですが…。

ついでに前回の実践塾で公開した「コラボ鍼の使い方」も説明したのですが、これはすごい変化がありました。
方法は、経絡筋力テストの方式で、力の弱い側へスキン鍼をして、反対側に負荷をかける方法です。

胆経を使って臨床方法を説明したのですが、コラボ鍼をする前と、した後では、筋力が倍ほど違うぐらい変化が出ていました。
そして、その時モデルになった方は、「これはすごいですね。グ~ンと力が入りましたよね」と、目をキラキラさせて話していました。

その後「足裏のタコや魚の目」の治し方と実例を、写真で見せながら説明したのですが、これには七星論での配置が必要で、七星論での配置を知ると治療法が自ずと決まってきます。
おそらく、この「足裏のタコや魚の目」の講義を受けた方々は、翌日から患者さんの足裏を覗いたと思います。

最後に「頚椎症の治療テクニックを使った実験写真」をパワポで写しながら説明したのですが、頸椎は七星論で診ると「水=腎・膀胱」と関係が深いので、「水」の治療法や「水」に悪い食べ物などの説明をしました。

しかしこれは、YouTube で流されているような軽い頚椎症の治療法ではなく、慢性化した、重症化した「頚椎症」の治療法でしたので、いつものパッパッと変化する治療テクニックではなかったからか、参加者の目は沈んでいました。(^_^;)

最近、当院に来る患者さんは、難しい病気や症状の方が多いので、ついつい難しい治療法になってしまったと思います。
ですから、参加者の中には、もしかしたら、「あ、俺には関係ないや!」と考えた人もいたかも知れません。



このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


スポンサーサイト
2017/08/29

膝痛の急患治療の様子

膝痛
    膝の外側に注射痕の絆創膏が見えます


昨晩、「膝が痛くて歩けないので、早い日にちで予約をお願いします」とメールが入りました。
様子を聞くと、歩くのも大変なようで、職場までご主人が迎えに来てくれて、そのまま病院へ行ったらしいのです。
病院では「関節が狭くなっているのでヒアルロン酸を注射しておきましょう」とヒアルロン酸を注射してもらったそうです。

この方は、痛みに強い方なので、「相当痛いんだな」と思い、
「明日11時に治療院へ行きますので、12時なら治療することもできるのですが…」と返信したら、

即、「行きます」と返信が来ました。

それで、きょうの12時前に来られたのですが、歩くのがやっという感じでした。
問診もそこそこにして、脈を診たら少し脾虚があるぐらいで、特に臓腑の問題はないと診たので、「膝関節を捻ったみたいだな」と思い、先日の臨床実践塾で公開した「カインド調整法」というテクニックで治療した。

治療した、と言っても、仰臥に寝てもらい、足首を捉まえて足底に刺激を与えるだけなので、1分もかからない治療です。
そして、「はい。起きて痛みを確認してみて!」と言うと、起き上がりながら、
「あ、ましです。軽くなっています」と笑顔が見えた。

しかし、きのうからきょうまで痛みがあったのだから、そんなに簡単には治るはずがないので、再び仰臥になってもらい、膝を動かすと、やっぱり痛がっている。
そこで、足関節の動きもチェックしたら、足関節もズレているので、足関節を調整することにしました。
伏臥になってもらい、これも先日の臨床実践塾で公開した「伏臥での足関節調整法」を使って足関節を調整しようとしたら、結構痛がっていました。
そこで、脛腓関節の調整をしながら、膝関節の捻れを治める治療をしました。

関節に痛みがある場合、熱を持っていることが多々あり、そのようなときは、無理に関節を動かすと悪化させてしまう場合があるので、無理をさせずに、優しく治療するために、オステオパシーのテクニックを使って捻れを治めた。

それから、全経絡を整える鍼をしたのですが、膝関節の熱が引かない。
八風を使って熱を治めようかとも考えたのですが、病院で注射もしているし、注射痕の絆創膏もそのままでしたので、八風でその場を治めても、後で発熱する可能性があると考えたので、八風を使うのは止めました。

座位で脊椎診をした時に、本人は痛みもなにもなかったのですが、少し歪みがありましたので、その歪みもついでに取るつもりで、巨鍼を使いました。
すると、ばっちりです。

立って歩いてもらったら、
「はい、はい。大丈夫です。まだ痛みは少し残っていますが、問題ありません。これで大丈夫です」と、勝手に「終りモード」になっていたので、それで治療を終了しました。

カインド調整法も良かったのですが、最後に巨鍼で締めたのがかなり良かったように思われました。
痛みで来る急患の治療は、とにかく痛みを取ってあげなければならないので、患者さんも必死ですが、こちらも必死です。

先日の臨床実践塾の第二部は、明日にでも書いておきます。




このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


2017/08/28

昨日の臨床実践塾も楽しかった


2017年8月27日臨床実践塾
    2017年8月27日の臨床実践塾


第一部 ≪症例報告≫
講師は、矢田部雄史(たかし)先生。
矢田部先生は、森之宮医療大学非常勤講師を経て、現在は大阪医療技術専門学校鍼灸科で非常勤講師をしています。
ですから、人前で話す事は慣れていて、大学で教鞭を取っている先生も、「矢田部先生は放すのが上手いね1」と、褒めていました。

講義内容は、日々の臨床で印象に残った治療を紹介していたのですが、聞き取りやすい口調で、「漏れなく、ダブリなく」話していました。

症例報告というのは、やってみるとわかるのですが、臨床現場の風景が浮かんできますので、下手すると飛んでしまったりするもので、聴講者に理解できない部分が出たりします。
(私のことですが…)

矢田部先生はそういうこともなく、ちゃんとポイントを押さえて話していました。
それは彼の性格からくるものかも知れません。
彼の性格は、話す順序、理論的な流れ、参加者の反応に対しての対応方法まで準備しているので、スムーズに流れていました。

そして、最も大切な事は「威張らない」というところです。
これは、講義に慣れてない人の講義を受けるとわかるのですが、自分の欠点や知らない事を隠すために、防御策として威張ってしまう場合があるのです。

具体的な講義の内容は、
① 手指の痛み
② 膝痛
③ レルモワイエ症候群
④ 五十肩
⑤ 頚椎椎間盤ヘルニア
⑥ 腱鞘炎

などでしたが、臨床家にとって、このような「症例報告」というのは、ほんとに勉強になるものですので、矢田部先生は実技を混ぜながら、一つ一つ解説していました。
そして、講義の最後のほうで、2人1組になってもらい、「筋膜リリース」の実技をさせていました。

「症例報告」の中に出てきた治療法を、実技で復習するわけですので、これは勉強になったと思います。
また、「レルモワイエ症候群」という症状名を聞いた事がない方もいると思いますが、矢田部先生は、「メニエール症候群の中に分類される疾患です」と説明されていたので、多分わかりやすかったと思います。

第一部が済んでから、15分ほど休憩して第二部が始まるので、休憩時間に矢田部先生に質問されている方もいたようです。
いつもなら、親睦会の時に質問をすると思いますが、その日は矢田部先生が所用で親睦会には参加できなかったので、残念に思った人もいたと思います。

すみませんでした。<(_ _)>

で第二部の解説に移りたいのですが、第二部は明日にでも掲載させて頂きます。



このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。

2017/08/27

「カインド調整法発表の実技講習」の日がやってきました。 (8/27の臨床実践塾)

カインド調整法
カインド調整法の一部


きょうは 臨床実践塾 があります。
きょう発表する治療テクニックは、非常に簡単で、非常に効果のいい治療法なので、参加者の方々に満足して頂けるのではないかと考えています。(^_^;)

上の写真は、その「カインド調整法」というのをやっているところですが、メインの場面ではありません。
メインの場面は、動画でないと表現できないのです。
でも、現在のところは動画を配信する予定はありません。

きのうは、カインド調整法を使える患者さんがたくさん来られましたので、多くの方々に使いました。
そして、カインド調整法を使うと、「肩関節が痛い!」と言う患者さんにも足を動かし、「股関節が痛い!」と言う患者さんにも足を動かし、「頸が痛い!」という患者さんにも足を動かすだけなので、傍で見ていたスタッフも、不思議そうな顔をして見ていました。

と言うのは、このテクニックがどれぐらい使えるかをテストしていた最中だったからで、スタッフにもまだ説明してなかったのです。
中途半端な状態でスタッフに説明すると、後で訂正があったら、「訂正」そしてまた「訂正」と、「訂正続き」になってしまい、呆れられてしまう可能性があるからです。

しかし、実践塾前日のきのうになってようやく自信がつきました。

理論もPPTに書き込んでありますので、何度か臨床実践塾に参加されている方々には理解しやすいと思います。

しかし、こんな簡単なテクニックで治療してもいいのだろうか?
と考えるところもあります。
と言うのは、簡単なだけに、どこかに「落とし穴」がないとは限らないからです。
「落とし穴」とは、「このテクニックで治るから」と、肝腎な、ほんとうの病気の原因を見落としたり、見えている症状が治まったらからと、治療を終わってしまう可能性のことです。

もっとも、このようなことになるのは、根底に「未熟さ」があるからですが、簡単過ぎると、経験者でもその「落とし穴」に落ちる可能性はあるのです。
「慣れ過ぎによる失敗」というやつです。
でも、当方の実践塾に参加される方々は、治療経験豊富な方々が殆どですので、その心配は少ないと考えています。

そう言えば、きのう来られた方に、1~2秒で出来る体幹の瞬間調整法をしたら、
「ええーっ! えっ? ええーっナニーィこれ?」と大きな声を出している人がいました。
その声に反応して、一緒に来ていた人も、
「えっ? 何? なに? なに? 何があったのーォ?」と、こちらのベッドにやって来ました。

スタッフは慣れたものですので、傍で薄笑いしているだけで、患者さんの顔は見ずに、一緒に来た人の顔を見ていました。(^□^*)

きょう実践塾で発表する「カインド調整法」もそんな治療法になると思いますので、楽しみです。
あ、「カインド調整法」のことですね。
「カインド」とは、英語の「kind」(親切な、情け深い、心の優しい、思いやりのある、寛大な)という意味です。
ほんとに「カインド」な調整法だと思います。



このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


2017/08/23

鼠蹊部痛の治療。 コラボ鍼はいろんな痛みの治療に使えます(8/27の臨床実践塾の準備)

コラボ鍼1
写真1

コラボ鍼2
写真2


コラボ鍼は、鍼灸での経絡走行や筋肉の起始停止を考え、さらに運動療法的な治療法を組み合わせて組み立てた治療法です。
鍼灸は元々臓腑を狙って治療するのが主体ですが、皮だけに引っ掛けて治療するスキン鍼という方法もあります。

スキン鍼は、頭痛の治療に手指の皮に鍼を引っ掛けて治すのにも使うのですが、即座に頭痛を治めてしまうので、鍼灸師としては面白い方法だと思います。
しかし、残念ながら持ちが悪いので、それだけで治療を終わると、再発しやすいので、病因となる臓腑の治療まで行なう必要があります。

ということは、スキン鍼を使うと、その経絡上に現れた症状は、鍼で気血の流れを調整すると、短時間であっても治める事ができるということになる。
そこで症状が治まっている間に、筋・骨格系の調整をすれば、筋・骨格系の治療にも使えることになる。

それならば、筋・骨格系の治療だけでもいいのではないか、ということになりますが、筋・骨格系だけの治療法だと、1~2割は症状が残る感じがすし、臓腑の治療がないので、治療効果の持続期間に問題があると考えるのです。
そこで、このコラボ鍼を考えたのですが、このコラボ鍼を使うと、鍼の痛みもなく、治療効果の持ちもいいのです。
そこで、このコラボ鍼を考えたのですが、このコラボ鍼を使うと、鍼の痛みもなく、治療効果の持ちもいいのです。

具体的には、スキン鍼と「操体法」や「新正体法」の理論を応用します。
操体法というのは、医師の橋本敬三先生考えたもので、かなり普及された治療法です。
一方の新正体法というのは、柔道整復師の宮本紘吉先生が編み出したもので、名古屋から西の方は私が講習をして回っていました。

操体法理論: 動きやすい方に動かして、抵抗を加えて瞬間脱力する
新正体法理論: 動きにくい方に動かして、緊張を与えてから瞬間脱力する
初めての方は混乱するかも知れませんが、ここで説明を入れますと紙面が足りませんので、「これが運動系の理論」ということだけ覚えていてください。

具体的には患側にスキン鍼をして、健側に運動系理論での治療を施す治療です。
そう言われてもわかり難いと思いますので、もっと具体的に説明します。

「腰掛けに座っていても鼠蹊部が痛む」という方が来られました。
仰臥になって、両膝を立て、右膝を外側に倒すと鼠蹊部に痛みが出ます。

鼠蹊部の痛みは、股関節や内転筋群とも関係が深いのですが、胆経とも関係がありますので、写真1のように右下腿の胆経にスキン鍼をします。
この場合、鍼の痛みは全くありません。

そして、写真2のように体の右側を下に寝てもらい、左足を挙げてもらいます。
その挙げた左足を私が上から軽く押さえます。
患者さんには、「押されないようにしてね」といいながら力を入れてもらいます。

そして10秒ほどしたら足を降ろしてもらいます。
それから再び左足を挙げてもらい、私が上から軽く押さえます。
これを3回ほど繰り返すと、それでOKです。

鍼を抜いてから、

「はい起きて座ってみてください」と座らせます。

「どう? 痛みを確認してみて」と聞くと、患者さんは上半身を、前後左右に動かしながら笑い出します。(⌒_⌒)

で、「どうですか?」と聞くと、

「はい。痛くありません」と言います。

この理論を患者さんに説明すると混乱を起しますので、説明はしません。(^_^;)



このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


2017/08/22

東洋医学見聞録:「上巻」「中巻」「下巻」をヤフオクに出しました。


     


東洋医学見聞録〈上巻〉(中巻)(下巻)の三巻は、初心者でも再現性がある鍼灸治療の実際で、各単行本になっており、人気の高い本です。

東洋医学を勉強するには、東洋医学を好きになることが基本ですが、東洋医学の基礎が「易」ですので、その時点でつまずきやすいものです。しかし、この本は、読み始めからめりこんでいきそうな内容で、治療法も書かれていますので、臨床をしている先生方にも役立つものと考えています。一度はこのシリーズを読んでおくと、次の本も読みやすいと思います。

本は新古ですので、きれいです。

定価は各 3.200円+税になっておりますが、1.000円プラス送料205円でヤフオクに出してあります。
ヤフオクへのアクセスは、 Yahoo! オークション で。

2017/08/22

ストレスと病気、そして死。それを避ける方法は?

ストレス
    ストレスは病気の原因になる


「病は気から」は本当だった! 北海道大が世界で初めてメカニズム解明
として、北海道大がメカニズムを発表した。
https://www.j-cast.com/healthcare/2017/08/17306027.html 

それによると、慢性的なストレスが消化器疾患や心疾患など様々な病気を悪化させることは経験的に知られているが、分子レベルで発症の仕組みを突きとめたのは世界で初めてだという。

同大は、慢性的なストレスか?特定の神経回路を活性化させて症状を悪化させるという仮説を立て、その影響や分子構造について調べたらしい。
マウスを睡眠不足にさせたり、床敷を濡らしたりするなどして、通常ではない状況を作ってストレスを与えたそうです。

そして、グループを2つに分けた。
① 特定の免疫細胞を血管に入れたグループ
② ストレスを与えるだけのグループ

すると、免疫細胞を血管に入れたマウスの約7割が1週間ほどで突然死した。一方、ストレスを与えただけのマウスは死ななかったそうです

そして、突然死したマウスは、脳内の血管に微細な炎症があることを発見され、炎症はこの免疫細胞によって引き起こされ、通常はない神経回路ができて胃腸や心臓に機能不全をもたらしたことがわかったそうです。

つまり、同程度のストレスを受けても、特定の免疫細胞を持つ方が、ストレスを重く受け止め、脳内に炎症ができる可能性を示しているというわけで、これが「病は気から」ということになると説明されています。

村上教授は「同じストレスを受けても、この特定の免疫細胞の量や脳内の炎症の有無によって、病気になるかどうかが分かれると考えられます。脳の微小な炎症をどうしたら抑制できるかが、ストレスが引き起こす病気の根本的治療につながります」とコメントしているようです。
その記事には、「免疫細胞の量」に関しては書かれていませんので、ここでは「脳内の炎症」について考えてみます。

そこで考えたいのは、「脳疲労」の問題です。
以前、何回かに分けて、このブログに「脳疲労」の記事を書きましたが、その時の考察としては、「脳疲労は脳血管の炎症から起る」ということを書いたと思いますが、北海道大は「免疫細胞の量や脳内の炎症の有無」が発病の原因と考えているようで、これを一連の流れとして考えると、「ストレス(自力ではどうにもならない環境からの影響)を受けると、脳で炎症が起こり、それが発病や死因に繋がる」と考えることができる。

つまり、この実験を参考にして、我々の治療に取り入れるとすれば、脳で起る炎症をいち早く治めることが大切になると考える事ができるわけです。

「脳で起る炎症を早く治める」

これが、発病や死因を避ける得策ではないかと考えているわけです。
わかりやすいのは、例えば発熱した場合に、すぐに解熱剤を飲むのではなく、「頭部を冷やす」ということです。
つまり、頭部を冷やすことは、脳内の炎症を早く治める手段になるからで、そのような基本的な事も大切だと考えるわけです。

※頭を冷やすのは、 豆腐シップ が一番効率のいい冷やし方です。



このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


2017/08/21

手技による新しい即効的な整体法の名称を何としようか

  
      ビフォー       アフター
これをやると笑ってもらえるので、ついやってしまいます。


ホームページにも「仙腸関節調整法」と書いてしまいましたが、実際には足関節、膝関節、股関節、仙腸関節、腰仙関節、肩関節、肘関節、腕関節、手指関節と、多くの関節を1分ほどで調整できる方法で、かなり画期的な治療法になります。

これまで何人にも試してみましたが、ほとんど上手くいきました。
8月27日の臨床実践塾では、参加者の方からモデルを募集して、実技を公開しますが、おそらく、この治療法を見ると、口があんぐりと開いてしまうと思います。

何故なら、非常に簡単で、非常にソフトで、非常に短時間に強制できるからです。
解剖学の知識だけでは考えられない部位まで矯正されるので、頭の中は「??????」で一杯になるはずです。
そして、手技療法ですので、「失敗」というのはありませんし、

ですから、カルテに書き込むときに、「仙腸関節調整法」では、他の調整法と間違えてしまう可能性がありますので、その治療法独自の名称を付けようと考えているのです。
今考えているのは、片足だけを治療するので、片足◯◯にしようかとも考えましたが、これだと「片足だけ治療する」という感じになるし、1分足らずの治療なので、そのスピードを強調するために、一触即発の一触を使おうかとも考えましたらが、それらは「爆発」の意味が含まれるので、それも難しい・

で、この治療を受けた人は子どもから年配の方まで、「こんなので効くの?」という顔をしながら柔和な顔になるので、「和顔」(わがん)もいいかなと思いましたが、ちょっと仏教臭くなる。
わかりやすく言えるように、笑顔になることから「笑顔」という単語も使ってみたのですが、それも何となくしっくりこない。

そこで考えたのが、優しいとか柔和なというイメージを英単語を使ってみたのですが、こちらの方がすんなり入る。
「ゼントル」はちょっと硬いが、「ちゃんとした」という感じがある。
しかし、親切なという意味で「カインド」のほうがいいような気がします。
「マイルド」もいい感じなのですが、マイルドという単語は、至る所で使われているので、特徴が使えなくなりそう。

① 一足整体法(いっそく)
② 一触整体法(いっしょく)
③ 即発整体法(そくはつ)
④ 和顔整体法(わがん)
⑤ 笑顔整体法(しょうがん)
⑥ ゼントル整体法
⑦ カインド整体法
⑧ マイルド整体法



このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


2017/08/20

臨床実践塾の案内をホームページにアップしました


散歩
    朝のウオーキングで撮影した画像です


詳細は こちらのホームページ でご覧ください。



このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。


2017/08/20

右鼠蹊部の痛み:筋・骨格系に強くなるための講習(8/27の臨床実践塾準備)

右股関節痛1
    このようにすると右鼠蹊部が痛い

右股関節痛2
右足首を掴み、ちょっと動かすと鼠蹊部の痛みが消える


8月27日の臨床実践塾も、かなりおもしろくなりそうです。
しかし、会場が狭いので、積極的な人集めはしていません。
ホームページでの案内もきょう行なうぐらいですので…。 (^_^;)

どのようにおもしろいかというと、1番上の写真は、右膝を立てて倒したときのポーズですが、これをすると「鼠蹊部が痛い!」という方です。
で、2番目の写真は調整をしている写真です。

左手で足首を捉まえて、右手で足裏をポンポンと押しています。
すると、鼠蹊部の痛みが取れるのです。
これも嘘みたいなほんとの話ですが、これにはちゃんとした理論(持論)があります。

このテクニックを知っていると、ほんとにおもしろいことができます。
たとえば昨日、「左の人差し指が痛い」という方が来られましたが、左指には全く触らず、上の写真のように右足をポンポンとやっただけで左の指の痛みが取れたのです。

患者さんは、キツネに抓まれたような顔をしていましたが、理屈を説明したら、「わかったような、わからないような顔」をして、首を縦に振っていました。
多分、理屈はわからなかったと思います。(^_^;)

昨日は、この治療法で5人ほど治療したのですが、上手くいきました。

今回の臨床実践塾は、第一部をスタッフの矢田部先生が胥禮報告という形で、当院での臨床を、実技を混ぜながら解説していくことになっています。
症例は、5~7例ほど準備しているようですが、矢田部先生は学校で教えているだけあって、準備に余念がありません。

矢田部先生が行なう症例報告には、「一穴整体鍼」や「コラボ鍼」、「筋膜リリース」「スカルセラピー」なども入っているようですので、臨床に自信のない方は、ぜひとも、ぜひとも参加して欲しいと思います。
絶対ためになること間違いありません。

しかも、受講費は遠慮がちに押さえて、たったの3千円ですのでお買い得です。
ただ、先にも書きましたように会場が狭いので、その点ご了承願わなければなりません。

第二部は、私が行なうのですが、上に書いたような新テクニックの公開を行ないます。
そして、「足裏のタコや魚の目の治し方」も解説していくつもりですので、これは口には出さなくても、悩んでいる人は多いようですので、覚えていたほうがいいと思います。

その他、鼠蹊部から手の指先までの治療テクニック、大腿筋膜張筋の調整、頚椎症の治療点、腱鞘炎やばね指を足から治す、めまい・耳鳴りの治療ポイント、大動脈解離のサイトで分からない症状の見分け方、多汗症多汗症の治し方や、頚椎症に効果のあるツボの使い方などを、実技を混ぜながら解説していきます。



このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。