2017/07/30

若い人の五十肩症状が増えてきました……。 一穴整体鍼とC-1(頚椎1番)の矯正法


吉田1

何もしないとこれぐらいしか挙がりません


吉田2

一穴整体鍼をしたらこれぐらい挙がりました


吉田3

頚椎1番を調整したらこれぐらい挙がりました


最近若い人の五十肩(肩関節周囲炎)が増えてきた気がします。
五十肩ではないにしても、20代30代40代と、このところ「腕が挙がらない」と訴える若い人が多いのです。

この方も若いのですが、この方が初めて当院に来たのは、20年ほど前なので、今でもこの方を26~27才と見てしまいます。
ですから、この方の症状を見て、「何で?」と思ってしまいました。

でも、気が付いたらこの方は40代になっていました。(^_^;)

スタッフに問診をしてもらったのですが、「肩が痛い」と書かれていたので、ブースに入り肩を挙げてもらったら、「ぷっ!」と噴出してしまった。
ペンギンよりはマシだが、腕が90度ぐらいしか挙がらないのです。
「あ~あ」と言いながら、一穴整体鍼をしたら肩はだいぶ挙がり、2番目の写真ぐらいまで挙がるようになりました。

ペンギン

なはは、ごめんなさいねー、ペンギンの腕と比べて (^_^;)


※ 一穴整体鍼とは、一つのツボに1本の鍼をして、あちらこちらの筋骨の歪みを整える方法で、最近開発した方法です。(七星鍼法の奥義に入れました)

しかし、「胸鎖乳突筋も張る」と書かれていましたので、頸椎に歪みのあると判断した。
そこで、C-1(頸椎1番)を診たら、C-1が左方変位していたので、C-1(頸椎1番)を手技で調整したら、3番目の写真ぐらいまで挙がりました。

ほんとは、「一穴整体鍼」だけで治したかったのですが、C-1矯正を一穴整体鍼で調整するのは難しいので、手技療法でC-1を調整したわけです。
C-1は鍼でも調整できるのですが、うつ伏せになってもらわなければならない場合もありますので、手間を省くために手技療法を使ったわけです。

頚椎1番の診断と調整法は、文章で書くとわかり難いのですが、とりあえず書いてみますので参考にしてみてください。

※ C-1(頚椎1番)の歪みを診るには、左右の肩の高さを比べて、左の肩が下がっていれば、多くがC-1の左方変位です。詳しく診るには、仰臥になってもらって、頸椎を探り、後頭骨のすぐ下にあるのが頚椎2番ですので、頸椎2番が右に飛び出ているなら、頸椎1番は左方変位しているのがほとんどです。さらに詳しく診るには、乳様突起のすぐ後ろから頚椎1番を触ることができますので、左右から軽く押して左方変位か右方変位かを触診で確認します。

※ そしてC-1の矯正方法はいろいろありますが、一つの方法を紹介しますと、C-2(頚椎2番)を持ち上げるようにして、反対側の胸鎖乳突筋後方から、C-1(頚椎1番)を押し込むようにします。
しかし、このテクニックはちょっと難しいので、慣れてない人は無理しないでください。C-1を狂わせてしまうと、後が面倒だからです。

※ C-1矯正に慣れてない方には、「頚椎鍼」というのを使ってもらうようにするのですが、「頚椎鍼」というのは、一穴で頚椎を整える方法で、これも七星鍼法の奥義に入れましたので、臨床実践塾でしか教えていません。
「だったら書くなよ」と言われそうですが、臨床実践塾に参加している先生方もこのブログを見ていますので、その方々への配慮として書かせてもらいました。




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2017/07/29

一穴整体鍼はほんとにすごいと思う (8/27の臨床実践塾予告)

整体鍼・山北1  整体鍼・山北2
   ビフォー  → → → → → アフター


一穴整体新を考えたのは、ほんの2~3ヶ月前です。
最近では、他の鍼法を使うのは時間がかかるので、ついつい整体鍼を使ってしまいます。
ただ、詳細をここに書くと、臨床実践塾に参加されている先生方に申し訳ないので、ここでの詳細は書けませんが、パフォーマンスだけは紹介できます。

たとえば、上の写真は昨日撮影したのですが、左の上で挙げると上の写真の角度で引っ掛かっていたのですが、整体鍼をした後は、スッと挙がりました。
たった一つのツボに鍼を1本刺すだけでこうなるのですから、鍼灸師なら今日も衣深いのではないでしょうか。

そのような臨床は、実際に見るほうが勉強になりますので、次回の8月27日の臨床実践塾・第一部では、大阪医療学園で教えている矢田部先生にお願いして、「臨床報告」という形で実技公開を行なうことにしました。

矢田部先生は、森之宮医療大学でも非常勤講師をしていましたので、まとめるのが上手いし、相手が何を求めているのかを察知して、機転の利いたことができます。
ですから、次回の実践塾でも面白い内容を公開してくれると思います。

たとえば、スカルセラピー(頭蓋四肢矯正療法)は、個人的に教えたことはないのですが、矢田部先生は、傍で見ながらメモを取り、そのメモを見ながらスカルセラピーを熟していました。
そして、最近の臨床では、指が曲がり難い患者さんがいたのですが、スカルセラピーと指への筋膜リリースで、指が曲がるようにしてくれたのです。

勿論、この一穴整体鍼も既に把握していて、「治って当然」という顔をしながら整体鍼を熟していました。
そして、コラボ鍼も、おそらく把握しているに違いない。
私のやることがなくなりそうです。(^□^*)

ですから、私はもっと即効性があり、治療効果が持続する治療法を考えてセミナーに対応しなければなりませんので、今、その準備をしています。
今度の実技も、「ええーっ! あははは、ええーっ? マジですか?」と言うのを考えていますので、ご期待ください。

前回の「瞬間矯正法」は、ほんとに1~2秒での矯正法でしたので、「見てもわからない」というものでしたが、今回は10秒ぐらいかかりますので、見たらわかると思います。
しかし、もっと面白い発見があれば、そちらも紹介したいと思います。




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2017/07/28

労逸(ろういつ)や安逸(あんいつ)の診断は誤りやすい

筋軟弱
安逸の人の筋肉はフニャフニャと軟らかくて湿った感じがする


『人体惑星試論奥義書』のp203~204に、「労逸」と「安逸」について書いたのがあります。

労逸を簡単に言うと、体力・脳力・精力(房事)が過ぎれば病気になるということです。
体力を使い過ぎると、気血が消耗し肉体疲労や精神披露が出て痩せてくるというわけです。
脳力を使いすぎるというのは、心配事など長続きすることで、これを現代的に言うと「脳疲労」になるのではないかと考えています。
房事というのは、過剰なセックスで精気を失うことで、何事も「そこそこに」と考えたほうがよさそうです。

さて、次の「安逸」ですが、これは長期に亘って運動不足が続いたときに出て来る症状で、歩行時の肢体が軟弱で頼りなく、無気力感に苛まれ、病院へ行っても原因がわからず、治療院を渡り歩く人は多いものです。

最近2人ほど「安逸」と思われる患者さんが来ました。
お二人とも、主訴は「腰痛」でしたが、「安逸」の患者さんは、次々と訴えることが違ってきます。

それは、筋肉が軟弱になっているので、あちらこちらの関節が「ガタツイタ感じ」になっているからです。
こちらを治せばあちらが悪くなり、あちらを治せばこちらが悪くなり、という事を繰り返します。

「安逸」は筋肉の軟弱でも判断できるのですが、「勤め人」の場合は、判断を誤ってしまう場合があります。
と言うのは、勤め人の場合は、出勤、会社での業務、退社というように、体を動かさなければならないので、安逸になるのは少ないからです。

ところがところが、勤め人でも、こういう方がいました。
① 会社が歩いて10分ほどだが自転車で出勤している
② 会社ではほとんど動かなくていい
③ 退社ももちろん自転車で通勤している
④ 買い物も自転車ですぐのところへ行く

私は、この状況を聞くまで、「安逸」というのは考えていませんでした。
なぜなら、勤めているなら家から駅までと、駅から会社までは当然あるいていると考えていたので、運動は充分とは言えなくても、それなりに動いていると考えていたからです。

しかし筋肉や関節が軟弱なので質問をしてみました。
「ところで、運動なんかはしているのですか?」

「いいえ。だって先生が、腰が痛い時は運動を避けた方がいいと言っていましたよね」

「ああ、腰が痛い時は無理に運動をしないほうがいいですね」

「ですよね。だからぜんぜん運動はしていません」

「そうか。じゃ~、家から駅まではどれぐらい歩くのですか?」

「会社は、歩いて10分程度ですが、自転車で通勤しています」

「ええっ? じゃ~ほとんど歩いてないんですか?」

「はい。買い物も自転車で行くしー」

参りました。
完全に「安逸」です。
ですから、この方は5年以上いろいろな病院や治療院を渡り歩いたのです。
30代の若い方なので、想像もしてなかったというのが私の弁解です。

この方の話を聞くまで、「安逸」を入れてなかったことを深く反省させられました。
ですから、今後は歩いて通勤し、買い物もできるだけ歩いていくようにしてほしい、とお願いしておきました。
多分、この方は、それで治ってしまいます。

いや、治ります。



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2017/07/27

腰痛を胃経で軽くする方法とは。 臨床実践塾での実技解説

胃経で調整
ズボンを引きずり降ろしているわけではありませんよ。(^_^;)


先日の臨床実践塾では、ほんとにいろいろなことをやりましたので、受講者の方々は、多分こんがらがったのではないでしょうか。
ですから、説明不足と思われた部分をちょっと説明させて頂きます。
そして、FAT(エネルギー療法)の訓練もやるつもりでしたが、それもできませんでした。

先日のセミナーでは、「胃経で腰痛を治す」という実技をお見せしましたが、急いで説明したので、わかり難かったと思います。

少し付け加えたいので、ここで書かせて頂きます。
軽い腰痛がある時に、大腿部の胃経に凝りのある人がいます。
そんな時には、その凝りを解せば腰痛は軽くなります。
やり方は、上の写真のように親指で解すだけです。
構造や治療部位に関しては、下のイラストを参考にしてください。

大腿直筋
図で示した大腿直筋の外側を解す

これは、大腿直筋の起始が下前腸骨棘、則ち寛骨臼上縁に付着するからです。
つまり、骨盤が前に引っ張られた状態になると、腰に負担が掛かり、腰痛が出てくるわけです。
ですから、その負担を和らげてあげれば、腰痛が軽くなるのです。
腰痛はないと思っている方でも、試しにその部を解してみてください。
腰が軽くなっているのがわかるはずです。

胃経が緊張していると、常に骨盤が前に引っ張られた状態ですので、常に腰も緊張していることになり、腰にも負担がかかっていることがわかります。
ですから、胃の弱い人は、腰も弱くなり、腰椎後弯にもなりやすいのです。

骨盤が前に引っ張られているのに、何故「腰椎後弯」かと言うと、骨盤が前に引っ張られ過ぎると、腰椎を支える筋肉が疲労を起こして、骨盤と一緒に前に曲がってしまうからです。(腰椎が前に曲がったのが腰椎後弯)
ヒトは、疲労が起こると、上肢は回内し(内側に捻れる)、腰部は丸くなります。
つまり、胎児のスタイルになってくるわけです。

胎児の場合は、羊水というクッションの中に居て、浮いた状態ですので、重力には強く左右されませんが、生まれてきて、立って歩くようになると、重力に左右されます。
そして、骨盤が前に引っ張られると、それに抵抗するように、自然に、腰を伸ばそうとしますので、腰に負担がかかってくるわけです。

しかし、この治療法では、根本的な原因は追究していませんので、どちらかというと家庭療法に入れたいと考えています。
ただ、家庭療法であっても、即座に対応するには便利な方法ですので、試してみてください。
また、胃経をきっちり解しておけば、それなりに腰痛も楽になりますので、プロの方々も試してみる価値はあります。

上の写真の方は、空手道場もやっていて、空手も教えていますので、それが原因かどうかはわかりませんが、右の大腿胃経に凝りがあり、私が押したら、ちょっと太ももを後に引きました。
多分、空手の練習で右足に力を入れるのが多いかと思います。




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2017/07/26

首で体の動きを一瞬で矯正する方法の理論は「錐体外路系?」 

超瞬間矯正
一瞬なので、目の前で見てもわかりません。(^_^;)


昨日の「自分で行なう猫背矯正」の記事で、ご本人からメールが届きました。
内容は、
【説明不足だったかも知れません。放射線技師(だったかも)から、一度だけ「側弯気味ですね」と言われたことがあり、本当に側弯ではなかった可能性があります】
ということで、申し訳ございませんでした。

さて、先日の臨床実践塾ではいろいろなことをやり過ぎたような気がします。
頸部をサッと触って体幹の歪みを整える方法、胃経で腰痛を治す方法、皮鍼の刺し方とコラボ鍼等々、実技内容がちょっと多かったかも知れません。
でも、参加者の皆さんは楽しそうに実技をしていました。

最初に、「超簡単調整テクニック」と題して、頚部に触れて一瞬で体幹を調整する方法ですが、あまりに一瞬過ぎるので、

「今、何したんですか」とか

「もう一度やってくれませんか」とか

「触るところはここですか」とかと質問が多く出ました。

ほんとは3~5分で終わる予定でしたが、なかなか終われませんでした。
このテクニックは、多分YouTube辺りでも公開されているのがあると思いますが、理論的なことは説明されてないかも知れません。
「こうすると、こうなるよ」というだけの説明ではないかと考えます。

しかし、理論的な事がわからなかったら、「何故治ったのか」がわからないので、所謂「まぐれ中り」とか「偶然」で片付けられてしまいます。
そして、何より大切なことは、理論がわからなければ応用が利かないことになり、たった一つのためのテクニックで終わってしまいますので、価値の少ないテクニックになってしまいます。

私もこのテクニックについてネットでちょっと調べてみたのですが、「これだ!」というのを探すことはできませんでした。
ただ、「コラボ鍼の理論」とも関係する「皮質脊髄路」で考えると、何となくわかるような気がします。

皮質脊髄路とは、大脳皮質の運動野から脊髄を経て骨格筋に至る軸索(神経線維)の伝導路(束)のことで、錐体路ともいいます。
皮質脊髄路を構成するのはほとんどが運動ニューロンの軸索です。

延髄までは一本の束になっているが、脊髄では外側皮質脊髄路(錐体側索路)と前皮質脊髄路(錐体前索路)の二本に分かれている。
だからこのテクニックでは、左右同時に刺激を与えるのが条件になる。
これが体の右半身が左脳に、左半身が右脳に支配される理由にもなります。

ちょっとわかりにくいですが、錐体外路系の機能は、脊髄における運動性反射回路や、脳幹、小脳および運動野そのものにおける運動性反射回路に影響を及ぼしているので、脳神経に反射を起す頚部を触ることで、皮質脊髄路が動いていると考えることができるということです。

もっと説明しますと、私が鍼灸学校1年生のときに発表した論文『骨格矯正鍼』の理論で、「錐体外路系」と「姿勢調整作用」もあるのですが、長くなりますので、ここらで止めておきますが、もう一つだけ付け加えておきます。

それは、錐体路は筋肉の動きを支配する神経系で、日常の動作を支配していますが、錐体外路は筋肉の緊張を支配する神経系で、バランスを保っている神経系ですので、錐体外路を刺激することで、筋肉の緊張を支配すればいいということになります。

それが、この頚椎を軽く触って体幹の動きを調整する方法ではないかと考えているわけです。




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2017/07/25

先日の臨床実践塾は「自分で行なう猫背の矯正」に感動しました!  \(◎o◎)/ 

藤原・加工3
2ヶ月前まで猫背で「側弯症」とも言われていたそうです


上の写真を見て、猫背だったことが想像できますでしょうか。
この方は、「猫背で、側弯症もある」と言われていた方です。
「嘘でしょ!」と言われそうですが、私も驚いたのです。

鍼灸学校の学生さんですが、一目ですぐ「猫背」というのがわかるぐらいでした。
3ヶ月前の(正味は2ヶ月)臨床実践塾で、メインの講義ではなかったのですが、1~2分あれば説明できる「自分で行なう矯正法」でしたので、「猫背の治し方」を説明しました。

そこで、この方に出てもらって、猫背の治し方のモデルになってもらったのですが、先月の実践塾ではすでに猫背は治っている状態でした。

先日の実践塾では、参加者の中で一番背中が真っ直ぐしているように思えたので、写真を撮らせてもらいました。
「顔出しNGで」ということでしたので、ちょっと加工させてもらいました。
お腹の辺りで誰かの手が伸びていますが、これは背中のラインを出すために引っ張ってもらったものです。(^_^;)

「お前のところで猫背矯正なんかやるなよ!」と言われそうですが、確かにそうです。
もっと難しい患者さんが多いので、そちらの記事を書くのが多くの方々の為になるということは承知しています。

しかし、猫背が原因で肺や心臓が圧迫されていろいろな症状が出る事を知っている人は理解できると思います。
肩凝りや背中の痛み、消化器系への影響、自律神経への影響などなど、いろいろな症状が出るものです。

で、その方に、
「見事に治りましたね!」と言うと、

「側弯とも言われていたんですよ」と、側弯を強調していました。

医師に「側弯」と言われたことがよっぽど気になっていたのでしょう。

あまりにキレイに治っていたので、
「写真付きでブログに載せさせてくれませんか」と頼んだわけです。
ただ、ちょっと残念なのは、ビフォーの写真がないので、比較ができないことです。
今度「猫背」の方が治療に壊れることがあれば、ビフォー・アフターの写真付きでブログに掲載したいと思います。

コマーシャルをするつもりはありませんが、当院での猫背の矯正は、来院した時にはそれなりに治療するのですが、本格的な矯正は「自分で行なう矯正法」を教えて、自宅でやってもらうことが基本になっています。
ですから、来院も1回か2回です。

臨床実践樹の説明もしたいのですが、昨日は業者さんに入ってもらって治療院の掃除をしていたし、きょうも雑用がありますので、合間に書けるなら書こうと考えております。
この方の「猫背」があまりにキレイに治っていたものですから、感動してそちらの方か書かせていただきました。




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2017/07/21

目まい

目まい
皮だけに引っかける「コラボ鍼」の一例ですが、鍼の向きは「寫」にしてます。


このところ目まいの患者さんが多い。
昨日だけでも3人いたし、きょうも急患で1人来ることになっている。
急に暑くなったので、  「脳疲労」  を起こしている人が多いと考えるのですが、脳疲労の説明をしても、多分理解してくれないので、脳疲労の説明をすることはないのですが、このような天気が続くと、もっと増えてくると思います。

上の「脳疲労」の記事に、脳疲労のチェックリストがありますので参考にしてください。

さらに、そのページに書いたのが、「極度の脳疲労とは」ということで、以下のような項目を書いてあります。
・ めまいではないふらつきが出る
・ 歩くときに足に力が入る
・ 自分の行動に自信がなくなる
・ 頭の芯が熱く感じる
・ 軽い頭痛を伴うひどい肩こり
・ 急な視力低下
・ 脊椎を中心に強張りがある

暑くなってから増えてきたのが、この「極度の脳疲労」の症状で、この症状は病院へ行っても原因がわからないのです。
ですから、当院へ来られる「目まい」の多くの人が、この「極度の脳疲労」と考えるわけです。

この極度の脳疲労というは、そのページにも書きましたように、肝腎に原因があると考えていて、主に「肝」の治療をすると、早く治ります。
たとえば、昨日来られた方は、2回目の治療でしたが、前回の治療で目まいは治まったようで、今回は予防的に来られたようでした。

そして、治療が済んでから、

「もう目まいはないので、次はどうしたらいいですか?」と言うもので、

「目まいがなかったら来る必要はないんじゃないの」と言ったら、

「そうですよね。またおかしくなったら来たらいいんですよね」と話していた。

実は、このところの天候不順が起こってから来られる目まいの患者さんは、こういうパターンが多いのです。
ですから、1回か2回の治療で終わってしまう場合も少なくないのです。
うちでは、肝臓の疲労度にもよりますが、患者さんの承諾を得てから「巨鍼療法」を使う場合もあります。
何故なら、巨鍼を使ったほうが治りが早いからです。

肝腎の治療法治療法は、それぞれの治療院で違うと思いますので、行かれた治療院の方針で治療されたらいいと思います。
ただ、目まいに伴う肩凝りや上肢の異変には、コラボ鍼を使うと、即座に治りますので、その時は「コラボ鍼」を使ったほうがいいと思います。



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2017/07/19

手首を掌屈すると手関節が痛い。コラボ鍼で治します (7/23臨床実践塾予告)

手首・1
こうして手の甲を床に着けると手首が痛い

元々奥さんの付添いで来られていたのですが、腰が痛くなったか何かで、定期的に来られるようになった方です。
先日来られたときに、「ちょっと腰が痛い」という程度だったと思います。
腰痛は「一穴整体鍼」で簡単に治まったので、それでは申し訳ないと考え、

「どっか痛いとか、痒いとかはないのですか?」と質問しましたら、

手の甲を床に付けて掌屈し、
「こうすると手首が痛いですよ」と答えてくれた。

「そうですか。手の甲を床に着けたら痛いんですね」

「はい。左も右も痛いのですが、左の方が強いですね」

「そうですか。わかりました。写真撮らせてもらっていいですか。ブログのネタにしますので…」と撮影の許可をもらった。
その時の私の顔は、多分楽しそうな顔をしていたと思う。
何故なら、その患者さんは、私の顔を見て笑っていたからです。(笑)

それからコラボ鍼をしたのですが、皮一枚に鍼を刺すので、この方は鍼に目を近づけて、
「こんなもんで治るんですか?」と質問してきました。

手首・2
これだけでは治りませんので勘違いしないでください

「これがおもしろいように治るんですよ。ま、見ててください」と言いながら、患者さんの右腕を動かして治療を進めた。
「進めた」と言っても、多分1分ほど。
そして、鍼を抜いて、

「はいッ! さっきのように手首を曲げてみてください。もう痛みはないと思いますよ」

「え、これでいいんですか?」と言いながら、手の甲をベッドに押しつけて、

「を、を?、、、 痛くない。治りましたね」と笑っていました。

ここで、ちょっと説明しておかなければならないのですが、この治療の前に、腰痛の治療もしています。
殆どの治療院には、毎日のように(主訴ではなくても)腰痛の患者さんが来ると思います。

その時、私は「筋骨が原因なのか」「臓腑から筋骨が歪められたのか」を考えます。
つまり、仕事やスポーツなど、体を使い過ぎることをして腰痛が出たのか、偏食などが原因で臓腑に歪みが出たのかを考えるわけです。

そして、骨格の歪みなどを検査します。
前後屈、側屈、捻転などをさせてみるのですが、最近、若い人でも捻転がうまくできない人がいます。

捻り
若い人でも、身体が固すぎるので「プッ!」と噴き出してしまう場合もあります

これは、脊柱起立筋が硬くなっていると考えて下さい。
上体の捻転に関しては、脊柱起立筋以外にも、広背筋や腰方形筋など、関わる筋肉は多いのですが、そこまでやると切がないので、とりあえずここでは脊柱起立筋に焦点を当てて考えます。

脊柱起立筋
脊柱起立筋は、最長筋・腸肋筋・棘筋の三つの筋肉の総称です
出典:http://therapistcircle.jp/sekicyukiritukin/ 

身体の中心にある脊柱起立筋などを、「捻転に関する筋肉」と考え、それらを整えると、四肢の筋肉まで整いますので、最初に整えるほうがいいようです。
そこを整えてから、手首の痛みを治療するわけです。
つまり、脊柱を整えてから「コラボ鍼」をするわけです。

1分ぐらいで治って、おもしろく感じる治療法なので、患者さんと一緒に笑いながらできるテクニックです。
今度の臨床実践塾 では、その基礎をやります。




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2017/07/18

腰椎椎間板ヘルニア。褒めてあげたいお父さんと娘さん (7/23臨床実践塾予告)


椎間盤ヘルニア1
これは説明に使うための写真で、ご本人ではありません


一月半ほど前に、「娘が椎間板ヘルニアなんです」と来られた方がいました。
娘さんは18歳ですが、実家を離れて、他府県の専門学校へ通っているとのことだった。
足の痺れが痛々しい感じだった。

椎間盤ヘルニアは、巨鍼を使うほうが短期間に治せるので、巨鍼を使いたかったのですが、18歳で女の子だし、椎間板ヘルニアになる人は、99%甘い物が好きと決まっている。
甘い物を摂り過ぎている人は鍼を痛がるので、泣かれてはこますのです。
そして、甘い物を摂り過ぎている人は、鍼を痛がります。
血液が汚れて組織での代謝が悪いからです。
ですから、手技療法で治療することにしました。

一応の治療が済んでから、家庭療法として「太もも踏み」を教えたのですが、実家を離れているので、それも難しい感じがしました。
そこで、一人で太ももを解すことができる「整体棒」の使い方を教えてあげました。
しかし、当院には「整体棒」の在庫がない。(私の実用新案ですが、作らせてないのです)
そこで、お父さんに、「ホームセンターへ行って、(整体棒を見せながら)こんな感じのモノを作ってあげたらどうですか」と話した。

それから一か月ほどして、再診に来られました。
すると、左足の症状は治まり、左股関節のテストで写真のような動きをさせたら、少し引っ掛かる程度になっていました。
それを見て、「前回の治療効果が良かったのかな、それとも近くの治療院へ行ったのかな」と考えながら、一穴整体鍼をしたら、左の股関節を曲げるときに、外方に逃げていた膝が逃げなくなったのです。

それから用心の為に陰査穴だけ軽く鍼をしたのですが、置鍼している間にお父さんのところに行き、
「娘さんは偉いですねーあの年齢でそこまで努力できる子は少ないですよ。ヘルニアはだいぶいいみたいなので、多分食事もかなり気を付けてくれたと思いますよ。偉いと思いますよ」と言うと、お父さんが、

「ええ、いいみたいです。あの棒を作ってあげたら、毎日やっていたみたいですよ」と言う。

「あ、そうですか。作ってあげたのですか」

「ええ、ホームセンターみたいな所に行って棒を買って来て作ったんですわー」と言う。

嬉しかった。
今どきの家族というのは、距離が離れている場合が多いので、なかなか親子で協力して治療に専念するというのが少ないからです。

「そうですか。でも良かったですねー」という話をしていたら、娘さんの治療が終わった。
お父さんもちょっと調子を崩しているところがありましたので、お父さんの治療をしていたら、着替えを済ませた娘さんがやって来て、お父さんに何か話している様子でしたが、そのままどこかに行ってしまった。(笑)



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2017/07/17

五十肩にも一穴整体鍼とコラボ鍼は著効を表す (7/23臨床実践塾予告)


五十肩1

これだけしか挙がりません

五十肩2

嬉しい、挙がりますね、痛くないです


嘘のようなほんとの話です。
大学生にも見える30代の方ですが、左腕が挙がらないのです。
どれぐらい挙がらないかを聞いたら、上の写真のように手を広げて、
「これだけしか挙がりません」と言う。
失礼とは思いましたが、思わず笑ってしまった。

そして、笑いながら、
「いや、思いっきり挙げてみて!」と言ったら、振り返って、
「これだけしか挙がらないんです」と言うので、またも笑ってしまった。

そして、
「なかなか少ない症例になりそうなので、写真を撮らせてくれませんか」とお願いして、写真を撮りながら治療する事になりました。

昔は、「四十腕、五十肩」と言い、四十歳代に発症するのを四十腕、五十代に発症するのを五十肩と言っていましたが、最近はどちらも「四十肩、五十肩」と呼んでいるようで、四十と五十の区切りがなくなったようです。
ですから、四十代でも「五十肩」と言われるわけです。
四十代の方には、ちょっとかわいそうです。(⌒_⌒)

五十肩とは、正式名称を「肩関節周囲炎」と言いますので、肩関節の周囲に炎症が起こっていることがわかります。
この病名は「結果論」から付けられた病名のようで、病名だけ見ると、「冷せば治るんじゃないの」と考えてしまいそうです。

五十肩について、久しぶりにネットで検索してみましたら、現代医学系列のサイトでは、笑えるモノや腹立つモノがありました。
それらのサイトに書かれた内容だと、正直言って「治せないだろう」と考えてしまいました。

何故なら、原因の捉え方が、「偏った食事」を除いて、
① 仕事
② スポーツ
③ 年齢
④ 猫背
⑤ 睡眠
等々が書かれていたからです。

これだと、患者さんに向かって「あなたの五十肩は治せません」と言っているのと一緒です。
たとえば、仕事が原因となると、仕事を休むか辞めることになります。
しかし、仕事を休んだり辞めたりしたから治るものではありません。
ですよね!

次にスポーツ。
五十肩は、現代医学的には、肩の関節や筋肉、あるいは肩周辺組織が固くなったり縮むなどの変化が起こることで、炎症や痛みを引き起こすと考えられているようなので、スポーツをしている人が「肩周辺組織が固くなったり縮むなど」というのはおかしい話です。

年齢については、「なめるんじゃない!」と言いたくなります。
四十代でもなる病気で「年齢」なんて言われたら、怒る人が多いはずです。
つい先日、ある20代のアスリートが、「五十肩ですか?」と、私を笑わせたので、このブログにも載せたことがあります。

その次の「猫背」については、視点を変えると納得できる部分もありますが、単に「猫背」だけだと、原因とは言えないはずで、猫背の人に不安を与えるだけです。

次の「睡眠」については、全くの的外れと考えています。
と言うのは、
「寝れば治るのか?」と質問すると、絶対に
「はい。治ります」とは言えないはずだからです。
寝て治るものなら、誰も苦労しないし、こんなに多くの人が五十肩になるわけはなく、短眠の人がそんな病気になるはずがないからです。
基本的に、短眠の人は血液の汚れが少ない人だからです。

さて、そんなボヤキを聞いてもしょうがないと思いますので、治療法を書いておきます。
① 肩関節と近い関節の調整をする
② 一穴整体鍼で全体の筋肉や関節を調整する
(一か所のツボ、1本の鍼を使うだけです)
③ コラボ鍼で仕上げをする

これだけで、痛みは楽になり、肩関節の可動域は広がりますが、大円筋が硬くなっていますので、患者さん自身で、大円筋を解すように指導します。
そして、最も大切なのは、「砂糖の入った飲食物を避ける」ことです。
「砂糖の入った飲食物を避ける」と言うと、嫌われてしまいますが、治すのが目的ですので、「炎症」を起しやすい砂糖を食べないように指導しないと、長引かせてしまいます。
1年、3年、5年と引きずっている患者さんは、この指導を受けてないか、指導を無視した人です。

大円筋2
大円筋のイラスト

大円筋の解し方は、反対側の手指で、大円筋を挟み、10~20秒ぐらいしてから放す。
再び大円筋を挟み、10~20秒ぐらいしてから放す、と言うのを繰り返します。
一日何回でもいいです。
ただ、チョンチョンと挟むのではなく、血管を圧迫するように、軽い力でいいですからグーッと挟んで、放すのがコツです。




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