2017/10/16

不眠症治療後の報告とバセドウ病(頭皮鍼を主にした治療)

不眠
    休むときはベッドでゆっくり休みたい


先日治療した「不眠症」の方から、今朝も連絡がありました。

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昨日は、魚釣りに行ったので殆ど寝ていませんでしたが、今日は今までにないくらい熟睡できました。
5時間しっかり眠れました。
ここのところ、お腹も空くようになり戻ってきているのでしょうね。
ありがとうございます。
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内容は上記の通りですが、順調に不眠症から脱することができるのではないかと考えます。
治療はたった1回しかしてないので、ほんとは後1回ぐらい治療してたほうがいいのですが、こちらこらそれを言うと商売しているみたいなので、先方から予約の連絡があった時に話そうと考えています。


そう言えば、先日バセドウ病の方が来られたのですが、脳、眼球、視覚野などを刺激するような鍼をしました。
そしたら、治療が済んだ時に、まぶたにシワが寄っていましたので、思わず、
「あ、目の周りにシワが寄ってますよ!」と言ってしまいました。
「眼球が凹んだ」ということを言いたかったのですが、何故か「シワ」が強調されてしまい、気まずい思いをしました。

若い女性を捕まえて、
「シワが寄ってますよ」なんて言うと、ぶん殴られそうですが、その時は殴られずに済みました。(^_^;)
それに気付き、
「あ、すみません。シワが寄ったなんて…。」と言うと、

「いいえ、ぜんぜん大丈夫です。却って嬉しいです」と言ってくれ、

「頭の後ろの鍼が痛かったのですが、あれは悪いんですか?」と聞くものですから、

「いえ、そこは眼球と深い関係にあるところで、凝りがひどかったんです」と言うと、

「やっぱりそうなんですね。効いてるという感じがしていました」と言ってくれた。

「鍼は初めて」と言う方でしたので、慎重に、さらに慎重に、出来るだけ痛みを出さないように浅く刺したのですが、やっぱり痛かったようです。
しかし、この調子だと、眼球突出も治まってくるはずです。



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2017/10/14

不眠症:「太陽フレアがあった頃から眠れない」

不眠
    不眠での頭蓋鍼治療の様子


≪地球に電気帯びた粒子到達≫というタイトルで、毎日新聞電子版(2017年9月8日)で、以下のような記事がありました。
太陽表面の爆発現象「フレア」が6日夜観測され、情報通信研究機構によると、太陽から放出された電気を帯びた大量の粒子が8日午前9時ごろから地球に到着し始めたという。人体への影響はないものの、過去には人工衛星の故障や大規模停電のほか、全地球測位システム(GPS)の誤差が大きくなるといったトラブルを起こした経緯があり、警戒を呼び掛けている。【柳楽未来、阿部周一】

幸い、そんなに大きな影響はなかったようですが、当院へ来られている方が、その頃から不眠症になってしまったそうです。
多分、脳に炎症が起こっているのだろうと思い、「頭に豆腐シップをして頭をひやしたらどうだろう」と応えておきましたら、「ちょっとはいいような気がする」と話していましたが、やはりぐっすり寝ることができないということでしたので、昨日来てもらいました。

上の写真が治療風景ですが、大脳、小脳、臓点などに反応がありましたので、反応に従って頭に鍼をしました。
そして、
「眠れても、眠れなくても、きょうの結果をメールで知らせてくれませんか」とお願いしておいた。
今朝、と言っても先ほどメールがきました。

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眠れました!
2時間で目が覚め、1時間だけ眠れずにいましたが、その後4時間も眠れました!
今日も続けばいいのですが…
有難うございます。
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お礼のメールを送ったら、引き続きメールが来ました。

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昨日の治療後、印堂辺りから、ぐるっと背面を回って剥がされて、抜けるように軽くなった感じでした。
陽がよほど「実」していたのでしょうか? 
小脳の反射区は、押さえると痛いです。
ありがとうございます。
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患者さんは、
「早く治してほしい」と考えている一方で、
「治療には時間をかけてほしい」と考える人が多いようです。

3~4年前に開発した「頭蓋JAA」(頭蓋関節調節鍼)は、頭の鍼だけで症状を消してしまうので、あまりに短時間に、あまりに簡単に症状が治まるので、なんとなく「つまらなくなり」、しばらく手技療法の研究を主流にしてきました。

しかし、業界で「時短」という言葉が流行りだして来たので、「そろそろ行こうか」ということで、再び「頭蓋JAA」を引っ張りだしてきたのです。



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2017/10/13

耳が遠い(聞こえ辛い): 難聴の鍼

難聴の鍼
    難聴に使う董氏の鍼の応用


2日前の(10月11日の)ブログで、『耳鳴り、難聴と肝・腎の関係:研修で学んだことと董氏の鍼』というのを書きましたが、きょう来られた難聴の方に、先日の研修で学んだ方法を使ってみました。
ブースに入って、私が話しかけると、「えっ? 何ですか?」という顔をして、笑うだけなんです。

そこで、「これは難聴の治療からしないと、話ができないな」と思い、

「かなり聞こえが悪いようですねー。先に耳の治療からしますね」と言うと、それも聞こえてなかったようで、

「ん? 何ですか?」と言うので、もっと声を大きくして、

「耳の治療からしますね。ちょっと痛いですが、多分聞こえが良くなると思いますよ」と言ったら、今度は半分ぐらい聞こえたようで、

「耳ですか? はい」とまた笑うので、そのまま治療にかかることにした。

使うツボは、上の写真にある董氏の「花骨一穴」というツボからの応用です。
董氏の鍼では足裏から鍼を刺すのですが、私は足の甲から刺鍼しました。
理由は、先日のブログにも書いたのですが、董氏の鍼は足裏からかなりの深さで、足の甲まで届いても不思議ではない刺し方だったので、足の甲から刺しても効果がある、という自信があったからです。

そして、もう一つの大きな理由は、昔「足裏鍼」というのもやったことがあるのでわかるのですが、足裏への鍼は痛いので、あまりやりたくなかったのです。
そして先日の病院での研修でも、何人も足裏に鍼をするのを見たのですが、やはり、かなり痛そうだったのです。
ですから写真にあるように、足の甲から刺鍼したわけです。
そして、その「花骨一穴」というツボと、耳の周囲へ鍼をしたのですが、驚きました。

一応の治療が済んで、ブースに入っていくと、その方は、起き上がって、耳のソバで軽く手を叩いているのです。
何をしているのだろうと思ったのですが、少し小さな声で話しかけてみましたら、ちゃんと回答してくれるのです。

「あ、良くなってる」とすぐに分かりましたが、ご本人が、

「聞こえます。良くなった感じがします。今、こうして手を叩いてみたのですが、今までだと聞こえなかったのに、聞こえるのです」と言い。喜びの微笑を浮かべてくれました。

そして、さらに、
「良くなったようです。ほんとにありがとうございました」と言うのです。

そして、ご主人のいる待合に来たのですが、ご主人も多分その会話を聞いていたと思うのですが、多分、多分ですよ、多分、奥さんの耳のテストも兼ねていたと思います。
小さな声で「時計の何とか」と話しかけるのです。
すると奥さんは普通に返事をするので、私が、

「ほんとに良くなったようですねー。今の御主人の声は普段より小さかったですよ」と言うと、ご主人は、「そうだ」という顔をしながら頷いていました。
そして再び奥さんが私に向かって、

「いや、ほんとにありがうございました。ほんとにありがとうございました」と、命の恩人にお礼を言うように何度もお礼を言っていました。
私自身、そんなに効くとは思ってなかったし、内心「これまでの難聴の治療と、そんなに変わらないだろう」と考えていたこともあり、私のほうがビックリしました。
私は考え直さなければなりません。

後は、どれぐらい戻るか、何回ぐらいで「ほぼ完治」するかです。
それには、次回この方が来られるまで分かりませんので、待つしかありません。
しかし、病院の研修中に患者さんから聞いた話のようだと、かなりいい結果が期待できそうです。



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2017/10/09

右肩が痛い! 「もうちょっと」は頭蓋JAA(頭蓋関節調整鍼)で!!!

頭皮鍼2
上の赤丸で囲んだ所が盛り上がっている。下の赤丸はパイオネックス

頭皮鍼1
    頭部の4点に刺鍼


この2年余り、主に手技療法を中心に治療の研究をしてきました。
かなり上手くいくのもありますが、「もうちょっと!」ということが多かった。
それは、全ての中枢である脳に、何らかの鍵が隠されていると考えることもできます。

それはその人の意識かも知れないし、脳のシステムかも知れないが、脳で何らかの抑制があると考える事ができます。
たとえば今、個人的にメールで食事指導をしている患者さんがいるのですが、その人は、ある陽性食物を止めることができません。
そのような場合は、多くが小さい頃からの食習慣によるのですが、自分の精神ではコントロールできないようなのです。

そこで、「止めなさい!」とか、「食べたらダメです!」とうことは言わずに、その人や家族の将来の話をしながら徐々に改善させるようにしています。
というのは、人は他人に言われたら反発しやすいのですが、本人が納得して「よし、やろう!」と決意したら、難なくできてしまうからです。

さてこの方は、右の肩鎖関節の腱を引き伸ばしてしまい、なかなか治らない方で、一番上の写真で、赤丸で囲んだ所が盛り上がっています。
何度か治療をして、多少は良くなっていたものの、再び腱の伸びた腕(右腕)で、重たい物を引っ張り、「グギッ」と音がして、腕が挙がらなくなったそうです。

最初は手技療法で、優しくソフトに動かしていき、動きが出た段階で、頭蓋JAAを使う事にしました。
この頭蓋JAAは、3~4年前に発表したのとは少し違い、「発展系の頭蓋JAA」を使いました。
写真にあるように、耳の上前に上から下に向けて鍼をしてあります。

すると、肘を曲げたまま前に上げる動作で痛みが出ていたのですが、それが改善され、「もうちょっと!」というところまできました。
そして、腕を外転させると、鎖骨辺りに痛みが出ると言うので、痛みの部位を指で押していきながら部位を確定し、パイオネックスを貼ったら、
「あ、あ、痛くないです。痛くないです。きょうはこれでいいですわ!」と勝手に治療を終了させていました。(^_^;)

多分、痛みがひどかったので、痛みの取れた状態を維持させたかったので、「きょうはこれでいいですわ」と言ったと思います。
めったに患者さんから「治療終了」を告げられる事はないのですが、この方は公私ともに長いお付き合いがあり、何でも言える仲なので、そうなったのです。

※ 一番上の写真で、鎖骨下に丸印をしたところにパイオネックスを貼ったのですが、写真で分かりますでしょうか。
※ パイオネックスを使う事は殆どないのですが、たまたま先日、講習に参加したときにパイオネックスが売られていたので買ってきたばかりでした。

「もうちょっと!」という痛みは、治療師が経験するジレンマだと思いますが、このようなジレンマに対応できるのが「頭蓋JAA」になるのではないかと考えています。
たとえば先日、「右膝がなんとなくおかしい」という方に、後頭部の「膝反応点」に刺鍼しましたら、「右膝が軽くなり過ぎたようです」と言われたことがありました。



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2017/10/06

膝が痛いのになんで婦人科なんですか?

開脚
    これができないんです


「腰と膝が痛い!」と来られた方がいました。
脊椎診では、腰椎下部が右に曲がっていましたので、「肝臓からの経筋腱収縮牽引だな」と考え、それを原因と考え、坐骨矯正で腰椎を整えました。

「どう? ベッドから降りて腰を曲げてみて!」というと、ベッドから降りて腰を曲げています。
何度も腰を曲げ伸ばしはするものの、腰に関しては何も言いません。そこで、

「どうしたん? 腰の痛みは?」と聞くと、

「何したんですか? 痛みが全くなくなってしまったのですが」と言う。

「いや、腰が歪んでいたので、それを矯正しただけですよ」

「そんなに簡単に治るものなんですか?」

「こんな場合は簡単に治るんですよ」

「でも、今まで接骨院に行っていましたよ」

「・・・」

それから膝の痛みを診たのですが、膝自体には問題ななさそうでしたので、内転筋群を探ってみました。
すると、内転筋群に違和感があったので、
「婦人科はおかしくない?」と聞いたら、

「手術しました」と言う。

「そうか」と思い、内転筋群の伸びを調べてみると、伸びないのです。
そこで、薄筋を伸ばす操法をしてから、再び内転筋群の伸びを調べたら、かなり伸びていたので、膝裏で、痛みの有無を調べたら、痛みのない状態でした。
そして、「起きて開脚してみて!」と言うと、起き上がって来て、

「これができないんです」と上の写真のようなポーズをして、
「あら? できてる!」と言う。

鵞足2
    鵞足

そして、何度か膝の痛みを確認していたのですが、急に、
「これは何で痛みが出ているんですか?」と質問してきました。
そこで、
「これは、婦人科と関係があるようで、多分手術も関係していると思います。しかし、治らないことはないので心配しないでくださいね」と言ってから、内転筋の話をしました。

「薄筋の付着部が恥骨になるので、恥骨に何等かの異常が起こると、その筋肉が縮んできて、その筋肉の着いているところが、膝の下(鵞足)にあるので、膝に負担がかかって膝が痛くなるのです」と話したら、納得したようにうなずいていました。

このブログで、前にも鵞足の説明をしたことがあるのですが、膝痛が起こるときは往々にして内転筋群と関係している場合が多いのです。
この方の場合も内転筋である薄筋を整えたのはそういうわけです。

しかし、1回の治療で完全には治まらないと思います。
何故なら、原因が下腹部にあり、そこからの引き攣りが関係していると思われるからです。
ですから、2~3回は通院してもらう予定で、その方にもそのように伝えました。



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