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2018/10/20

脊柱鍼での腰痛治療はすごいようです! (10.28の臨床実践塾)

この「診断即治療」は、 Gooブログ にも掲載しております。



腎胆鍼は素晴らしい!! 
このブログの写真はご本人の許可をもらって掲載しています



9月23日に行った臨床実践塾で、「新しい診断法と特殊鍼法での治療」とテーマして、お話をさせていただきました。
そのとき話した「特殊鍼法」で、「脊柱鍼」と名付けた鍼灸方法を紹介しました。

名称では「鍼」になっていますが、開発するときは手技で行いました。
しかし、手技だと元に戻るのが早いので、それを鍼灸に「翻訳」したわけです。
と言っても、やはり手技で開発したものなので、今でも手技で行ってから鍼を使う場合もあります。

また、名称も「脊柱鍼」としましたが、最初は「腎胆鍼」という名前を使っていました。
「腎胆鍼」とは、腎と胆を狙って行う治療法だからですが、「ジンタンシン」と言うと、聞いてる人が、喉に使う「仁丹」と間違えて、「仁丹を使って何をするのだろう」と考えるのではないかと思い、「脊柱調整」の意味を込めて「脊柱鍼」にしたわけです。

この治療法は、ひょんなことから見つけたのですが、最初は胆査穴などを使っていました。
そしてその方法で治療をしている間に、別のツボを使ったほうが、治療する側が楽だとわかってきたので、別のツボを使うようになったのです。

ここで公開すると、臨床実践塾に参加してくれている方々に怒られますので、詳細は述べられませんが、簡単に言うと、「腎経と胆経を使った治療法」ということです。

この理論については、少々悩みました。
理由は、七星論で水と木の関係を解説するとなると、相生関係では説明できないし、対応経絡でも説明できない。
(五行論だと「水生木」と簡単に説明できるのですが、後で辻褄が合わなくなることがあるし、ここは七星鍼法ですので……)
となると、生理学などで説明したほうがいいと考えるようになったのです。

つまり、
① 腎疲労が起こると、血液が汚れて代謝が悪くなる

② その結果、血液を蓄える肝臓に淤血が溜まり肝疲労も起こる

③ その淤血は再び腎疲労を起こす原因になる

④ なので、腎と肝を同時に整えたほうがいい

というような結論になったわけです。

とは言っても、どの経絡を使ってそのようなことをすればいいのだ、という課題が出てきます。
腎と肝になるので、腎・肝の経絡を使えばいいのか?

・・・いや違う。

腎・肝の経絡は今までも使っていたが、そのような即効性のある結果は出せなかった。

では、どうすればいいのか。

どういうことはない。
腎の活性化と肝の調整をすれば、それでいいのです。

先日、この講習を受けた方とお会いすることがありまして、この脊柱鍼のことを、

「あれは効きますねー。指でやると疲れてくるので、肘を使ってやっています。先日、患者さんにこれをやったら、腰が楽になった、楽になったと大喜びされましたよ。あれはいいですねー」
と話してくれました。

また、ある方は、腰掛けに座っていると、自然に腰が後ろにいって、胃の辺りがペコンと凹むのですが、これをやったら背中が伸びた感じがして、シャンとしています」と言ってくれました。

とまー、こんな感じでいい評価が出てきています。

なので、 今度の臨床実践塾 でも、鍼での「腎胆鍼」を解説します。
もちろん、希望者がいれば実技のモデルになってもらいます。
2018/10/20

靴を履くと足の小趾が痛くて歩けないんです (10/28の臨床実践塾)

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小趾が痛いでバンドエイドを貼ってありました



「屈を履くと足の小趾が痛くて歩けない」と訴える方が来られました。
痛むのは、左足の小趾の外側でした。
この症状は、今まで何人もそのような症状を訴えて来たことがあり、いずれも1回で治ったので、かなり自信があります。

なので、腹部の診断をしてから、
「これは下腹にお灸をするとすぐに良くなるのですが、下腹にお灸をしてもいいですか?」と聞いてみたら、
「構いませんよ」という返事が返ってきました。
それからお灸をしました。
ツボは「中極」というところです。

そして、帰りには玄関まで送ってあげたのですが、靴を履いてから、
「あ、ほんとに痛みがなくなりましたね。痛くないです。不思議ですねー」と言っていました。
何故「不思議ですねー」と言ったかと言うと、多分、足の小趾なのにお腹にお灸をしたからだと思います。

この治療は、経絡から考えたもので、駆け出しのころは鍼を使っていましたが、望んでいる効率は出なかったので、お灸を使ってみたら、抜群の効果があり、その後はお灸を使うようにしたのです。
足の小趾には「膀胱経」という膀胱に関する経絡が流れています。
ですから、膀胱に異変が起こると、そこに痛みが出てきますし、小趾に異変が起こると「膀胱経にも異変が出ている」と考えるわけです。

もちろん、小趾に異変が起こったからといって、かならず膀胱に異常が出るわけではありません。
それは、経絡とは「氣の流れ」という考えをするからで、エネルギーの流れが阻害されていると考えたほうがいいと思います。

そのエネルギーの流れが阻害されると、「いずれ、その経絡の関係部位に何らかの症状が現れる場合が多い」からです。
たとえば、腕の外側にだるさや痛みが出たとすると、その経絡を特定します。

腕の外側には、大腸経、三焦経、小腸経という経絡が流れるので、どこの経絡に関係しているかを診ていきます。
で、経絡が特定できると、七星論でいう「六臓診」を使って臓腑を特定していきます。

六臓診とは、拙著『人体惑星試論奥義書』にある内容です。
それは、臓腑の反応が出る部位を、軽く押したり叩いたりして臓腑の異変を確認する方法です。
それで確認ができれば、確認できた臓腑に関係する頭皮鍼や腹部、背部、四肢、足部などの「効率がいいと思われる部位」で治療をするわけです。

この足の小趾が痛いと訴えて来たご婦人の場合だと、(これまでの経験からして)腹部の「中極」でしたので、中極にお灸をしたわけです。

きょうの話は、鍼灸師にとっては「つまらない話」だったかも知れませんね。(゚゚)(。。)ペコッ
2018/10/19

「ものすごく苦しい」と訴えられたときの鍼灸診察と治療(10.28の臨床実践塾)

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お灸をしました



「背中と両肩とこめかみが痛み、酔ったような感じになっていた。ものすごくしんどかったです」
と訴える方が来られました。

私のところでは、常に脈診と脊椎診をするのですが、脊椎診をしたら、七星論でいうところの「督脈2地と2火」が陥没していた。
つまり、心包や心臓の調子が悪いのです。

ですから、陥没を治めるために、そこにお灸をしました。
この方は、70代で、お灸が好きな方ですので、美容の問題もありません。
若い方の場合は、基本的に、手技療法の「反圧」というテクニックを使いますが、痕のつかない「千年灸」で対応する場合もあります。

そして、このような場合は、そこだけを狙うほうがいいので、経絡治療でも、背部兪穴でも、主に心包・心を中心に鍼をしていきました。
これから寒くなると、このような方が増えてきますので、 今度の臨床実践塾 では、その診察法や取穴、お灸の壮数などの説明をする予定です。
2018/10/18

治りにくい腰痛の治し方 (10/28の臨床実践塾)

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第四生泉水穴へのお灸



「腰痛」はいろいろな原因で起こります。
治療法も、筋骨系、筋膜系、臓腑系と、いろいろな方法があります。
しかし、この方法を知っている人は非常に少ないです。
理由は「七星論」だからだと思います。

七星論には、身体各部を七星に分けた配置がありまして、頭のてっぺんから足先まで、「宙、水、金、地、火、木、土」と配置してあるので、その部位がどの惑星に当たるかを見れば、即治療ができるようになっているのです。
そして治療効果も高いのです。

さて、第四生泉水穴についてですが、第4趾は、経絡で言うと「胆経」が流れてくる趾になっていますが、七星論では、胆経以外に「金」が配置されていますので、「肺・大腸」の反応も出てくるし、「肺・大腸の治療」にも使えるのです。

たとえば、しつこい腰痛。
腰痛は、一般的には「筋骨系」でだいたいその場は治めることができます。
しかし、いつも言っているように、「原因となっている臓腑まで整えないと再発を繰り返してしまう」のです。

長い治療経験のある治療師なら、ほとんどの人が経験していると思われる「なかなか完治できない腰痛」がそうです。
大腸が原因の腰痛は、「大腸が原因」という結論を出すまでは苦労したはずです。
非常に少ない腰痛のタイプですので、あれこれ試してもなかなか治せません。

私も、「大腸が原因の腰痛」という結果を出すまでは苦労していました。
治療した日は治まっても、再発を繰り返すからです。

しかし、ある日、治療をしても治まらない腰痛の方が来られました。
腰痛は、巨鍼療法を使えば、がんや脳梗塞がある患者さん以外は、ほとんど治せるのに、なかなか完治させられないのです。

何故だろう?

どこに原因があるのだろう?

正直悩みました。

だいぶ前の話になるので、詳しいことは忘れましたが、何かひらめくものがあって、第四生泉水穴にお灸をしたのです。
すると、たちまち腰痛が治り、再発もしなくなったのです。
その頃、当院に勤めていたスタッフなら覚えていると思いますが、それをきっかけに「第四生泉水穴へのお灸」が流行ったのです。(^_^;)

 今度の臨床実践塾  では、そのような場合の診断法とお灸の方法を解説したいと思います。
2018/10/17

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